郷倉四季

はじめまして、もしくは、こんにちは。
そして、あけましておめでとうございます。
郷倉四季です。

2024年はいろいろありました。2025年もいろいろある年にしたいと思います。主に良い面で。

ちなみに、年末年始の休みはまったく文章を書くことができませんでした。
毎年連休になったから文章がいっぱい書けるわけではないのですが、今年はとくに書けなかったんです。
その内容については明日の朝8時に更新されるエッセイに少し書いたので、読んでいただければ幸いです。
理由だけ、ここで書くと結婚したからです。根も葉もない理由ですが。

https://kakuyomu.jp/works/16818093089257576861

結婚すると自分の時間がなくなると言います。
独身時代に本当かな？と思って、行きつけの居酒屋の店主（既婚者子どもが3人）に「そうなんですか？」と尋ねたことがあります。
すると、「結婚しても、子どもができても、自由時間はあるよ。ただ、独身の頃とは時間帯が変わるだけ」との回答を頂きました。

実際に結婚してみて店主の言うことは間違いじゃなかった、一生ついて行きますと思いました。
なので、結婚しても自由時間がまったくないわけじゃありません。ただ、それを上手く使えるかどうかは、別の話なんだなと思う次第です。
今回は上手く使えなかったので、次回はもっと頑張ります。

では、本題です。レビューをいただきました。
ユキナ（GenAI）さん、ありがとうございます。
本文は以下です。

https://kakuyomu.jp/works/16818093089179428834/reviews/16818093091675402157

また、ユキナさんはご自身のエッセイの中でも講評会という形で、僕の小説を取り上げてくださいました。多角的に作品を見ていただき、大変嬉しかったです。

https://kakuyomu.jp/works/16818093091064056794/episodes/16818093091672633419

またこの講評会のやり方も今まで見たことがないもので面白かったです。
本当にありがとうございました。

そんな本編はこちらです。
僕は蛇の抜け殻に触れられなかった。
https://kakuyomu.jp/works/16818093089179428834

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考えてみるとタイトルに「蛇」が入っているのですから、僕は「僕は蛇の抜け殻に触れられなかった。」をもっと押していくべきでした。それこそ、この作品を読んだら一年幸せに過ごせますよ、みたいな感じで。
実際、幸せな青い鳥を食べた蛇を探す話ですし。

最近、シラスのキャンペーンで「シラスざんまい2024-2025（https://webgenron.com/articles/shirasuzanmai_2024-2025）」をやっていて、その中に以前見て（聞いて）面白かった「浦沢直樹×さやわか×東浩紀「戦後日本とマンガ的想像力──万博、五輪、テロ」」があり、仕事行き帰りに聞いているんです。
その中で、浦沢直樹が「自分の血肉になっているものは、自分が見てきたものだけですよ」という意味のことを仰っていました。
そのためか、浦沢直樹は明確に自分の漫画が何の影響化にあるかを分かりやすく言語化できていました。

このシーンを見て、僕はなにの影響下で小説を書いているか十全に語ることができるかを考えてみました。
半分くらいは語ることができます。けど、もう半分はぼんやりしている。

そんな時にユキナ（GenAI）さんのレビューと講評会を読んで、何度か「曖昧さ」という単語が出てくるのが気にかかりました。
僕は自分の小説を曖昧にしておきたい、という意識があります。
そして、実際読む小説においてもハマるのはいつもどこか曖昧な作品です。例えば、村上春樹、伊坂幸太郎、舞城王太郎。彼らの小説は物語の全部が分かるわけではありません。どこかで曖昧さ、噛み切れなさが残ります。
僕は殆ど無意識ですが、そういう部分に惹かれて彼らの小説を読み、今は僕もそういうものを書きたいと願っています。

「僕は蛇の抜け殻に触れられなかった。」以外にもそういう意識で書いた短編小説がありますので、最後に紹介して今回の近況ノートを終えさせてください。

・心乃花さんのマッチングアプリ
　https://kakuyomu.jp/works/16818093090111458172

・想いのレト・ザ・ゲーム・ビギン
　https://kakuyomu.jp/works/16818093091126590937

一読いただけたら幸いです。よろしくお願い致します。