どうも、坂神です。
久々の近況ノートになりました(またかよ)。
『文豪ストレイドッグス』二期シリーズを追い掛けながら、いずれもしこの作品にマルセル・プルーストが登場したら、実は最強キャラなんじゃねーの?などと妄想してしまう今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
――異能力「失われた時を求めて」ッ!!
って、過去改変か時間遡行の能力っぽくないですか?
まあ、すでに織田作之助が未来予知の異能力は使っていましたが。
にしても、泉鏡花がクールツンデレ美少女だった時点で、尾崎紅葉がお色気お姉さんキャラだったところまでは驚かなかったものの、さすがに夢野久作が病み気味の幼女キャラだったのには深夜に緑茶吹きました。
ていうかアメリカの文豪勢も、首魁がフィッツジェラルドで、主要幹部にマーガレット・ミッチェルやスタインベックが居るところまでは想定内にしても、まさかラヴクラフトまで出て来るとは(震え声)。
あの人の異能、まんま邪神クトゥルフにしか見えないんですけど(銃撃を受けても死なないし)、どうやって人の身で倒すんですかねぇ……。
SAN値がピンチと言わざるを得ない(他作品)。
と、それはさておき。
第二回コンテスト開始が一ヶ月後に迫る中、ボチボチと新作を書き進める日々を送っております。
現在3万5千字ぐらい?ですかねぇ。
これから年末になって執筆ペースが少し落ちそうな予感もあるんですが(ていうか元々遅いのにさらに遅くなるから救いがない……)、まあ何とか来月下旬までには7~8万字ぐらい書いておきたいですねぇ。
で、一月末から二月初旬にかけて12~14万字程度で完結させたいなと。
その後、初稿を完成させてから二月末までは、全体的に改稿を重ねていくつもりです。
どんな話を書いているかについては~……
まあ、相変わらず青春学園ラブコメですね。
って前回の近況ノートですでに書きましたけども。
それ以上の内容に関しては、今はまだナイショってことで。
しかしねー、今回書いてるやつがこれまたスゲー自分の趣味全開な感じで、「これ自分ではメチャクチャ書いてて楽しいけど、果たして世間の需要はあるのか?」って、かなりもう不安しかない風味ですよ(白目)。
と言っても、私はあくまで好きなものを書くスタイルなんで、色々迷っても結局「ま、いっかー」って感じで好きなように書くわけなんですけども。
自分が好きなものを書いてダメなら、それはもう仕方ないといういつものパターンですね。
いや、もちろん気に入ってくれる人がちょっとでも居れば、そりゃ普通に嬉しいですが!
■最近の読書■
○ハリイ・ケメルマン『九マイルは遠すぎる』○
先日読んでいたのがこちら。
いわゆる「安楽椅子探偵物」の名作として知られるミステリ短編集です。
今までタイトルだけ何となく知ってて未読だったのですが、以前にカクヨムで『ペット探偵』シリーズを執筆してらっしゃる片瀬智子さんから紹介して頂いて、本屋さんで買ってきてみました。
ていうか私、海外ミステリはドイルとかクイーンとかクリスティみたいな古典物以外はほとんど読んだことなかった(というか、名作と呼ばれるものが多すぎて、いつか読まねばと思いつつあえて保留してきた)んですけど、ついに手を出してしまいました(白目)。
いえまあ、国内のミステリだってそれほど詳しいわけでもないんですけどね……。
と、それはさておき。
作品内容に関しては「まさにこれぞ本格ミステリ!」って感じのノリでした。
何となく私の趣味に合いそう、と推薦されたのも納得できるような気がします。
ハイたしかに非常に好みです、間違いない(笑)。
本格ミステリ小説はねー、もちろんパズルの謎解き自体も面白いんですけど、一つひとつの事物の因果関係を論証していくプロセスが大好きなんですね。
『九マイル~』は、もう表題の短編からして、連想と推論の連続でお話が進行していく上、登場人物にどことなくトボけた味があって堪りません。
などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点、応援などをお寄せくださった皆様には、心から御礼申し上げます。
『ブレイブウィッチーズ』は初見時に孝美お姉ちゃん可愛い!と思っていたら第二話にして戦闘不能になり本編から離脱するという衝撃展開に直面し、その後どのキャラを追い掛けるかでかなり悩んだものの、最近はとりあえずジョゼ推しってことで落ち着きつつある坂神でした!