どうも、坂神です。
またしても久々の近況ノートですね。
『ラブライブサンシャイン』終了後、梨子ちゃんに会えない寂しさを、『響け!ユーフォニアム2』の麗奈と『フリップフラッパーズ』のココナを眺めて紛らわす今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
相変わらず生真面目不器用系ヒロイン大好きな私です。
と、それはさておき。
前回の近況ノートからこっち側、カクヨム第二回コンテストの概要が発表になりまして(←遅い話題)。
すでに皆さんご存知でしょうが、これまでの「恋愛・ラブコメ」カテゴリがジャンル再編の対象となり、女性向けの「恋愛部門」と男性向けの「ラブコメ部門」に分割されました。
まあ、それでこの変更を受けまして、実はここ半年近く頭を抱えながら練り続けていた次回作(異世界ライトファンタジーでした)のプロットの制作をいったん中止し、まったく別の新作ラブコメの案を作成することにしたんですよね。
……まあ、そうしたら。
案を練りはじめて半月で、基本設定もプロットも九割ぐらい完成しました……(白目)。
もうね、我ながらファンタジー書こうとしてずっとつまづいてたのは、いったい何だったのかと。
呆れるってレベルじゃねーぞおい。
いや、というか、やっぱ改めてファンタジー難しいな!と、実感しましたね。
何たって、青春ラブコメなら半月で作れるプロットが、半年近く掛かっても完成しなかったわけですからね私。
ホントね、ファンタジーは書きはじめる前に設定段階で決めておかなきゃいけない要素が、ちょっと多すぎると思うのですよ……。
世界の成り立ちとか、気候風土や文化・社会構造・宗教、魔物や魔法がなぜ存在するのか、みたいな部分をそれぞれある程度矛盾なく説明できるようにしておくまでが、個人的にはスゲー手間掛かるのです。
何だかんだで、人名や地名もカタカナだらけの異世界ファンタジーより、現代日本が舞台の方が漢字が使えるぶん、楽にイメージと語感の一致した名称を捻り出せますし。
カタカナ名前は、「このキャラの名前はアベル!――って、他のアビゲイルってキャラと最初の文字が被るな。それじゃあエリック!――にすると、ヒロインのエリスと二文字被ってるし……」みたいな部分で、無駄に延々悩んだりすることもあるんですよねぇ。
まあ、とはいえ、制作中断したファンタジー作品も、途中まで作っていたプロットと設定がこのまま無駄になるわけではないので、またいずれ熟成させてから何かしらカタチにできればいいなーと考えておりますハイ。
■最近の読書■
○宮沢賢治『宮沢賢治全集(ちくま文庫・全十巻)』○
元々人並みには宮沢賢治好きな私ですが、最近ついにちくま版の全集を購入してしまいました。
まあ、実際はこればっか読んでるわけじゃなく、他の本を読む合間合間に少しずつ読んでいたりするわけですが。
ちくま文庫では、いくつか古典の全集が発売されていますけど、どれも注釈が読みやすくていいですね。
芥川龍之介(全八巻)は一万円未満で揃いますし、中島敦(全三巻)・梶井基次郎(全一巻)あたりは非常にコンパクトにまとめられているので、お気に入りです。
ところで、この全集では作家が生前に残した創作ノートの類まで完璧に網羅されているんですが、第九巻・第十巻に関してはマジで手紙(書簡)・メモ書き・手帳の類ばかり収録されていてビビります。
これ、十冊まとめて箱買いする人以外で、ラスト二冊を単品購入する人ってどれぐらい居るんだろう……。
ていうか、下手に後世に名を残したりすると、自分の黒歴史ノートまで死後永遠に一般公開されてしまうという恐るべき現実。怖い!
などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点をお寄せくださった皆様には、心から御礼申し上げます。
それにしても『ユーフォニアム』の麗奈といい、ほんと安済知佳さんが演じるコミュ障ヒロインは最高ですね(声豚並みの感想)。
『灰と幻想のグリムガル』のメリィも大好きな坂神でした!