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時間の流れる早さに戦慄

どうも、坂神です。
『ラブライブ・サンシャイン』を視聴していて、梨子ちゃんの私服姿がときどき女子大生どころか人妻に錯覚してみえる瞬間がある私なのですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
いや元々梨子ちゃん、公式で実年齢よりお姉さんっぽくみえるという設定があったと思うのですが、それにしても第10話で髪の毛束ねたときのヴィジュアルには、そこはかとなく団地妻の雰囲気を錯覚してしまいました(←おまえだけだ)。
第7話の旅館で窓際に座ってる浴衣姿なんて、あれ大人向けDVDのパッケージ写真でしょ完全に……人妻湯煙紀行的な(最低)。
でもそんな梨子ちゃんが好きです! 
むしろ私の人妻になって欲しい(黙れ)。


と、いつものイントロはさておき。

しばらく前からアレコレと練り続けていた新作の構想なんですが、ようやくほんのりとネタが固まってきたような感触です。
とはいえ、ここまでの経緯を振り返ってみると、これで本当にカタチになるのかどうかは相変わらず確信が持てないのですが(白目)。

で、そんなわけもあって唐突ですが、しばらく創作活動に集中するため、近況ノートの更新頻度を下げようと思います。
具体的には、少し執筆と資料読みに集中しようかなと。

次の更新をいつにするかについて、今のところ予定はまったく考えていません。
一応、この何ヶ月間かは土曜日に定期更新していたわけですが、今後は不定期で思い立ったときにフラッと書くような感じでいくことになるでしょう。
まあ、アニメみて興奮が抑え切れなくなったら、突如として「ぬああああああ梨子ちゃんかわえええぇぇぇ!!」とか絶叫するために更新するかと思いますけども(おぃ)。

どうぞひとつよろしくご了承ください……
なーんて、このクッソくだらない近況ノートを、根本的にいったい何人の方がまともに読んでくださっているのか激しく疑問なのですが。

あ、もちろんカクヨム上での読書なんかは、これまで通りボチボチと続行していくつもりです。
それと何かございましたら、近況ノートへお気軽にコメントをお寄せ頂けると幸いです。


そういえば、第二回カクヨムコンテストも告知が出てましたね。
詳細は来月発表みたいですが楽しみです。
これから書きはじめるものも、一応そこを目標にして準備を進めてみようかな。
もっとも、仮に読者選考期間が11月開始で年内〆切とかだったら、間に合わないかもしれませんけど(白目)。



■最近の読書■

○有島武郎『或る女』○

なんかまた白樺派の本読んでました。
しかし今年に入ってこんなに白樺派にハマると思わなかったっすわ……。
いったい何がきっかけだったんだっけ。自分でもよく思い出せません。

つーことで、有島武郎の長編なんですけど、題名通りにある女性の数奇な運命を綴ったお話です。
――まあ、実はまだ読んでる途中なんですけどね!(おぃ)
とりあえず、ストーリー全体が前編後編に分かれてて、現在は後編の途中だったりします。

それで、読んだ範囲での内容をざっくりまとめると、
「若くして結婚/離婚を経験した主人公・葉子は、その後も何度か男遊びを繰り返す。
そのうち、葉子は周囲の勧めで再婚の縁談をまとめた男性が居るアメリカへ渡航することになるのだが、航海中の船の事務長と不倫関係になって、そのまま日本までUターンしてきてしまう(!)」
という、なかなか強烈なお話です(笑)。

取り分け前編では、葉子の人間的に性悪な部分が何度となく描かれます。
個人的に悪女が主人公の小説というと、社会派サスペンス『黒革の手帳』などが連想されるんですけど、当然双方で人物造形はかなり異なりますね。
松本清張の小説の悪女は、わりと打算的な野心に突き動かされて悪事を働く傾向があるんですが、『或る女』の葉子は生来の気質や境遇が主な原因で、男を弄びます。
身の上に降りかかったしがらみから解放されたいとか、むらっ気のある不安定な情緒とか、天邪鬼な性格とか。

んで、「他人の言いなりで生きたくはない」とばかり一時の気分に流されて、縁談の話を御破算にして別の男に走ったりするわけなんですが、それでかえって不幸を自ら招き寄せてしまう……というような。

しかしまあ、葉子はたしかに悪い女なんだけれども、全体的にマズイかたちで色々と生き方をこじらせてしまったような印象もあって、少し同情的に思えなくもないキャラでもあります。
そのへんを含めて、人間描写の複雑さが堪らないですね。



などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点をお寄せくださった皆様には、心から御礼申し上げます。

しかし今期のアニメも今月一杯で終了して、来月になるともう新番組開始だとか信じられないですね……。
ていうか、今年が残り1/3切ってるっていう。怖い! 
時間の流れの早さにおののきまくる坂神でした! 

18件のコメント

  • 第二回コンテスト、どうなるんですかね〜。
    去年の第一回告知も秋口にやって、サイト開始と同時に1ヶ月開催でしたから、同じようなスケジュールになるんじゃないかな〜。
    発表だけは年内、開催は来年。て所かと。

    あと、次はランキングだけでなく編集選考枠も追加されるでしょうね。むしろそっちがランキング通過より多くなるかも知れません。
    ジャンルも人気ジャンルだけに絞る可能性もありそう。ホラー、ミステリー、歴史は切り捨てられるおそれがありますね。まぁ歴史は元から対象外でしたけど。

    必死にがっついて参加するのではなく、お祭り感覚で楽しめたら良いな〜と思います。楽しむのが一番!
  • >織田崇滉さん
    スケジュール、来年開催であってくれるとありがたいです。推敲とかも考えると、ある程度は余裕がないと厳しいので……。

    「募集部門の見直し」という文言については、どうなるんでしょうね。
    個人的には、部門毎に審査担当レーベルが設定されたりする可能性が出てくるのかもな……と勝手に憶測しているのですが。
    例えば、「ファンタジーならファンタジア文庫」「ミステリなら富士見L文庫」「男性向けラブコメ小説は角川スニーカー文庫」というふうに、それぞれのレーベルがジャンル毎に募集したり。
    たぶん、ミステリでも編集部側は『氷菓』や『ハルチカ』みたいなのなら歓迎してくれると思うんですけど、現状だと普通に一般文芸系のもので応募する人も多そうな印象があるので、ラノベのコンテストであることはハッキリさせようとするんじゃないのかなーとか。
  • ビーズログの恋愛コンテストが年末に行われるので、それとカブる開催はしないと思われます。
    だからやはり第二回コンテストは来年からだろうなーと。

    氷菓やハルチカみたいな日常ミステリがメインでしょうけど、富士見Lは普通に人が死ぬサスペンスも出してるので、ジュブナイル的なキャラミスなら大丈夫なんじゃないかなー。
    今の所、何も出す予定ないですけど(笑)。

    参加レーベルだとMF文庫がどう動くかも気になってます。第一回では何1つ作品を拾わなかったレーベルなので、やる気あるのか伝わらないし、名義貸しだけならはっきり言って邪魔ですよね。

    チカリコヨーソローの三角関係が完璧にガチレズじゃんって思いつつダイヤ様のダンス可愛いなーと新曲眺めてたゆうべでした。
  • >織田崇滉さん
    あ、ビーズログのコンテストって年末だったんですね……(←今気付いた)。
    そういえば、桜庭一樹先生の『GOSICK』とかも、たしか元々は富士見ミステリー文庫でラノベとして発売されていましたよね。

    MF文庫Jは、たぶんアニメ的な美少女キャラを前面に押し出したタイプの男性向けラノベなら、投稿作の書籍化に前向きなんじゃないかなと思うんですけど、個人的にカクヨムはライトファンタジー以外だとキャラ重視の萌え系作品より、ストーリーや世界観設定が練り込まれた本格派タイプの作品が高評価を得る傾向のような印象があるので、そのへんで少し苦労しているのかも……
    などと勝手に妄想していたり(※あくまで妄想です)。

    サンシャイン第11話の公式百合感マシマシは強烈でしたねぇ。
    しかもあらゆるカップリングの可能性をあえて残すとは(そこかよ)。
    それにしてもダイヤ会長、メンバー加入以後の生命力に満ち溢れまくってる感がどこまでも途切れませんね(笑)。
  • こんばんは!

    昨日は、ファッショニスタを最後までお読み頂いて、☆と応援をありがとうございました(*^-^*)
    嬉しかったです!
    拙くて、公開するのがちょっと悩ましかったので。。

    『彼女の愛は惑星より重い』は今、半分くらいですが、すごく面白いです!!
    さすがの安定感(*’▽’)
    文章力の高さと、語彙の豊富さ、あと生まれ持ってのセンス…羨ましいです。

    では、また。ありがとうございました。
  • >片瀬智子さん
    どもどもです~。
    『ファッショニスタ』、単純な現代ドラマじゃなくて、ちょっと社会派っぽいノリが凄く良かったです! 

    それと『彼女の愛は~』お読みくださっているみたいで、ありがとうございます。
    あれもけっこう長い話なのですが(汗)、何かしら楽しんで頂けたら幸いです~。
  • 押し入れのドアをこっそり開けまして、失礼いたします。
    高尾つばきでございます。大変ご無沙汰しておりますご無礼、お許しくださいまし。

    この度は拙作「ひねもす漫研、オタクかな」あんど「猟奇なドール」にもう身にあまるレビューを頂戴いたしまして、誠にありがとうございます!

    詳しくはつばきの近況ノートにてあらためて御礼申し上げます。

    まずは取り急ぎ、御礼まで。
    不法侵入誠に失礼いたします。
  • 坂神慶蔵様

    遅れましたが、「人の家の真田幸村」にレビューをいただき、誠にありがとうございました。
    感激のあまり、家で飼っている犬の尻尾を引きちぎりました。

    今後ともよろしくお願い致します。
  • >高尾つばきさん
    どうも初めまして~
    コメントありがとうございます。

    『ひねもす漫研』&『猟奇』シリーズ、インパクト抜群なキャラのオパレードで楽しく拝読させて頂きました(笑)。

    ……それにしても、いつの間に押し入れに!? 
  • >おっぱなさん
    どもどもコメントありがとうございます~

    『真田幸村』、ストーリーと設定の結び付きに意表を衝かれて驚きました。
    とっても良かったです! 

    こちらこそ今後ともよろしくお願い致します。
  • 初めまして。
    この度は『ガキじゃあるまいし……』にレビューいただきありがとうございました。
    とても上手く言い得たコピーと内容に小説読み慣れた方なのだとお見受けしました。
    恋愛コン用に続編を書いています。
    もし気になりましたらまた感想お聞かせ願えると嬉しいです(*^^*)

    あっぷるさんとこで知ったのですが、紹介で読んで頂いていたのですね。
    重ねてありがとうございます。
  • >雛葵さん
    どうも初めまして~。
    コメントありがとうございます。

    『ガキじゃあるまいし~』面白かったです!
    拙いレビューですが、お気に召して頂けましたら幸いです。
    恋愛コンテスト向けに執筆中とのことで、新作も期待しております。
  • 初めまして。
    カクヨムトップページから『だっているかもしれないじゃん?』を見つけて拝読させていただき、坂神様の言葉のセンスや表現力、理路整然としたオタクの論理(失礼ですみません。汗)に感動し、朝っぱらの妙なテンションにも関わらずレビュー書かせていただきました。

    その後、拙作『彼女の右手』にもレビューいただき、身に余る光栄とはまさにこのことだと思っております。
    素敵なレビュー、ありがとうございます!!

    近況ノートもすごく面白いです(*^^*)
    他の作品も楽しく読ませていただきます。
  • >陽野ひまわりさん
    どうも初めまして~。
    コメントありがとうございます。

    私はどこからどう見てもバリバリのオタクなので、ちっとも失礼じゃありません(笑)。
    何かしら拙作でお楽しみ頂けたのなら恐縮ですー。

    『彼女の右手』、とっても良かったです! 
    主人公に軽く共感して悶えてしまいました(おぃ)。
  • 坂神さん、こんばんは。
    以前レビューをいただいた「死神に選ばれた女」が小説原作コンテストの選考を通過しました。これもひとえに、坂神さんたちが目を通してくださったおかげと深く感謝しています。

    今回はここが目標でしたのですごくうれしいです。この作品が日の目を見ることができて感無量といったところです❤

    これからも、お互い楽しくがんばりましょう☆彡
    まずは、おRAY……いえ、お礼まで(使い古されてきたかも)
  • >RAYさん
    どうもこんばんは~。
    『死神に選ばれた女』、コンテストの読者選考通過とのことでおめでとうございます! 
    わざわざご挨拶に来て頂いて、かえって恐縮です(汗)。

    RAYさんの次回作も期待してます。
    お互い頑張りましょう~。
  • リフォローありがとうございます。
    せっかく私の方にいただいたレビューも、坂神様の「だっているかもしれないじゃん?」に付けさせていただいたレビューも消えてしまい、本当に申し訳ございません。
    落ち着いた頃、またレビューさせていただこうと思います。
    よろしくお願いいたします。
  • >さくらもみじさん
    どうもコメントありがとうございます~。
    ご挨拶にお越し頂いて、恐れ入ります。

    こちらこそよろしくお願い致します!
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