どうも、坂神です。
『ラブライブ・サンシャイン』で梨子ちゃんの部屋が劇中に登場するたび、どこに同人誌が隠してあるのか画面を凝視して探す今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
何度かチェックしてみた範囲では、梨子ちゃんの自室にはベランダから向かって右手に大型のクローゼットが存在しており、おそらくその奥に乙女系同人誌が収納されているのではないか?という推論に至っているのですが、真偽のほどは定かではありません。
ていうか、梨子ちゃんの部屋って、千歌ちゃんや曜ちゃん、ヨハネの部屋と比べても物が少なくてシンプルなんだよなあ。
ピアノと学習机の隣にベッドがあって、クローゼットの傍にチェストが置いてあるぐらいだ……
というふうに観察結果を知人に説明したら、思いっきりドン引きされてしまいましたが私は元気です。
と、いつものイントロはさておき。
漫画原作コンテストも、いよいよ期間終盤まで来ましたね。
そんなわけもあって、最近はカクヨム内に投稿された小説を読むにあたっても、基本的に同コンテストの応募作を優先しています。
まあ、ここからはあと一週間もありませんので、今月中に何本読めるかはわかりませんが……(汗)。
■最近の読書■
○トマス・ペイン『コモンセンス、他三篇』○
さて今週の本は、アメリカ独立戦争を後押ししたという思想書の古典です。
たしか、表題作は高校の世界史でも教科書の中で紹介されていますよね。
この種の古典思想書の翻訳は他にも色々ありますが、これはコンパクトで訳文も読みやすい一冊でした。
元々『コモンセンス』は、この時代の政治革命によくあったパンフレットとして出版されたものだったみたいですね。たぶん、フランス革命時に有名になったシィエス『第三身分とは何か』と同じような位置付けの作品と考えていいのかな。
内容的には、「なぜアメリカはイギリスの植民地支配から独立すべきなのか」「独立するために必要な戦略や外交はどういったもので、財源をどうやって確保するか」といった問題が、簡単ではあるけど具体的に示されています。
また、イギリスの王政に反抗することは、聖書に照らしてキリストの教義に反することではないのか?などについて論述されている点も、いかにも古い時代の思想文といった趣。ホッブスやロックの本とかも、こういう記述が多いのですよね。
ちなみに余談ではありますが、トマス・ペインの代表作としてはもうひとつ、『人間の権利』というのが有名ですけど、そちらは書店で岩波文庫版を購入して以来、本棚の片隅に積んだままで、まだ1ページも捲ったことがありません!(おぃ)
などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点をお寄せくださった皆様には、心から御礼申し上げます。
そういや、前期から密かに視聴継続していたロボットアニメ『クロムクロ』なんですが、2クール目も大詰めってことでここ何週か面白さハンパないですね。安定して評判も良さそうだし、これシリーズ化しないかなーなんて思ったりしている坂神でした!