どうも、坂神です。
先週の『ラブライブ・サンシャイン』を視聴して以来、私の脳内では「梨子ちゃんが転校した真の理由は、ピアニストに擬態したオタクであることがバレたからではないか?」との疑惑が消えない今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
もうね……まさか公式が梨子ちゃんに隠れオタク属性ねじ込んで来るとは完全に嬉しい誤算すぎて、以来妄想がますます捗る風味です。
と、いつものイントロはさておき。
ここ数日になって、ようやく次回作の方向性が見えてきたかも。
でも、先週まで考えていたプランはまたしても没って、完全に最初から丸々練り直しですなーこりゃあ……(白目)。
そして、代わりにそこからネタが二つに分裂して、まったく別のライトファンタジーと学園ラブコメの構想が浮かんできた(←なぜそうなる)。
はあー、来週からは何がしかプロットをきちんとしたカタチに持っていけるようになればいいなあ……(希望的観測)。
■最近の読書■
○いわいよしお『ちか100かいだてのいえ』○
さて今週の本は、ちと趣向を変えて子供向けの絵本です。
いや、先日たまたま親戚のお子様(幼稚園児)から見せてもらう機会があったんですよね。
すると、これがあまりに面白い絵本で、かなり衝撃を受けてしまいまして。
まあこの『ちか100かいだてのいえ』、あらすじは子供向けの絵本ですし極めて単純明快です。「地下100階まである家のパーティに招待された主人公が、その最下層を目指す」という物語。
面白いのは、地下100階に到達するまでの各階層が10階一区切りで見開き2ページの縦開きに描かれていること。
そして、その各10階分が特定のコンセプトに沿って特徴付けられた別々のエリアになっているところですね。例えば、ここの10階分はモグラが住んでいる階層、ここの10階分は恐竜の化石が埋まっている階層……みたいな感じで。
もうねー、読ませてくれた親戚のお子さんによると、これやっぱ幼稚園でも大人気で有名な絵本らしいのですが、それも実際に読むと思わず納得の内容。
文章で紹介しただけじゃイマイチ上手く伝わらないかもしれませんけど、大人が読んでも一目で大概の人が「こりゃスゲー面白い!」って感じると思います。
だってコレ「100階建ての家」とは言うけど、実際にはまるっきり「地下100階層まである洞窟(ダンジョン)」なんですよ。
で、ページをめくるごとに「次はどんなエリアになっているのかな?」っていう、ワクワクするような冒険感・探索感がハンパない。
ここを読んでる皆さんが御存知かわからないんですけど、今もニンテンドーの3DSで続いている人気ダンジョンRPGのシリーズで、『世界樹の迷宮』ってやつがありまして。
あの種のゲームをプレイして楽しんだことがある人だったら、この絵本の面白さも理解できるんじゃないかなあ。
裏を返すと、人間がエンターテイメントに感じるワクワク感とか、原初的な欲求って、やっぱ幼稚園児ぐらいから大人になっても根っこの部分は何もかわらないんだなあと再認識させられてしまいました。
当たり前か。じゃなきゃ、朝から仮面ライダーやプリキュアみてる大きなお友達がこんなに沢山居ませんよねー(白目)。
ちなみにこの『100かいだてのいえ』はシリーズ化されていて、ここで紹介したものは三部作の第二作目らしいです。
作者のいわいとしお先生は、絵本だけでなく様々な分野で活躍中のクリエイターさんだそうで、ゲーム開発にも携わったことがあるとか。そうだと知らされると、やっぱりなー!という気もしないではありませんね。
などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点をお寄せくださった皆様には、心から御礼申し上げます。
好きなRPGの傾向は、ダンジョン探索系のハクスラ型ゲームと、自由度の高いオープンワールドゲームな坂神でした!