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八月も下旬に突入……

どうも、坂神です。
先週の『ラブライブ・サンシャイン』を視聴して以来、私の脳内では「梨子ちゃんが転校した真の理由は、ピアニストに擬態したオタクであることがバレたからではないか?」との疑惑が消えない今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
もうね……まさか公式が梨子ちゃんに隠れオタク属性ねじ込んで来るとは完全に嬉しい誤算すぎて、以来妄想がますます捗る風味です。


と、いつものイントロはさておき。

ここ数日になって、ようやく次回作の方向性が見えてきたかも。
でも、先週まで考えていたプランはまたしても没って、完全に最初から丸々練り直しですなーこりゃあ……(白目)。
そして、代わりにそこからネタが二つに分裂して、まったく別のライトファンタジーと学園ラブコメの構想が浮かんできた(←なぜそうなる)。

はあー、来週からは何がしかプロットをきちんとしたカタチに持っていけるようになればいいなあ……(希望的観測)。



■最近の読書■

○いわいよしお『ちか100かいだてのいえ』○

さて今週の本は、ちと趣向を変えて子供向けの絵本です。
いや、先日たまたま親戚のお子様(幼稚園児)から見せてもらう機会があったんですよね。
すると、これがあまりに面白い絵本で、かなり衝撃を受けてしまいまして。

まあこの『ちか100かいだてのいえ』、あらすじは子供向けの絵本ですし極めて単純明快です。「地下100階まである家のパーティに招待された主人公が、その最下層を目指す」という物語。
面白いのは、地下100階に到達するまでの各階層が10階一区切りで見開き2ページの縦開きに描かれていること。
そして、その各10階分が特定のコンセプトに沿って特徴付けられた別々のエリアになっているところですね。例えば、ここの10階分はモグラが住んでいる階層、ここの10階分は恐竜の化石が埋まっている階層……みたいな感じで。

もうねー、読ませてくれた親戚のお子さんによると、これやっぱ幼稚園でも大人気で有名な絵本らしいのですが、それも実際に読むと思わず納得の内容。
文章で紹介しただけじゃイマイチ上手く伝わらないかもしれませんけど、大人が読んでも一目で大概の人が「こりゃスゲー面白い!」って感じると思います。
だってコレ「100階建ての家」とは言うけど、実際にはまるっきり「地下100階層まである洞窟(ダンジョン)」なんですよ。
で、ページをめくるごとに「次はどんなエリアになっているのかな?」っていう、ワクワクするような冒険感・探索感がハンパない。

ここを読んでる皆さんが御存知かわからないんですけど、今もニンテンドーの3DSで続いている人気ダンジョンRPGのシリーズで、『世界樹の迷宮』ってやつがありまして。
あの種のゲームをプレイして楽しんだことがある人だったら、この絵本の面白さも理解できるんじゃないかなあ。
裏を返すと、人間がエンターテイメントに感じるワクワク感とか、原初的な欲求って、やっぱ幼稚園児ぐらいから大人になっても根っこの部分は何もかわらないんだなあと再認識させられてしまいました。
当たり前か。じゃなきゃ、朝から仮面ライダーやプリキュアみてる大きなお友達がこんなに沢山居ませんよねー(白目)。

ちなみにこの『100かいだてのいえ』はシリーズ化されていて、ここで紹介したものは三部作の第二作目らしいです。
作者のいわいとしお先生は、絵本だけでなく様々な分野で活躍中のクリエイターさんだそうで、ゲーム開発にも携わったことがあるとか。そうだと知らされると、やっぱりなー!という気もしないではありませんね。



などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点をお寄せくださった皆様には、心から御礼申し上げます。

好きなRPGの傾向は、ダンジョン探索系のハクスラ型ゲームと、自由度の高いオープンワールドゲームな坂神でした! 

8件のコメント

  • お疲れさまです。
    次回作にどうやら苦戦しておられるようで。(ToT)

    ええっと、この場合は「頑張って」ではなく「納得いくまでやってください」......と声を掛ければいいのでしょうか?
    いや、これじゃあなんか偉そう?(そんなつもり一切ないですからね!?)
    ええと、つまり、身体と頭に無理をせずに執筆に向けてください。(^^)v


    今絵本ってブームなんですよね?たしかTVで特集やってるのを見ましたが、絵本でありながら「大人こそ読んで欲しい絵本」なんて取り上げられたり。大人だからこそ、その絵本の本質を見抜けるとかなんとか。(もうこれじゃあどっちの年代に向けた本だか分からん)

    やっぱり「創作」をする人は童心を忘れてはいけないんでしょうね。でなきゃ本やらアニメは作れないだろうし。(あれ?でもプリキュアって大人向け?Σ(゜Д゜))
  • >桐華江漢さん
    どもども~
    お気遣いありがとうございます。
    まあ現在は別段何か応募予定のコンテストがあるわけでもないので、焦らず気に入った内容になるまで粘って練り込んでいこうかと思ってますです。

    ところで絵本ブームですか。
    なるほど今回話題に取り上げたような本を読むと、さもありなんという気がします。
    「子供向けに作られているけど、大人が読んでこそ……」という作品は多いでしょうねー。

    人それぞれ子供時代に好きだったものは違うとは思うんですけど、やはり何かを最初に「面白い」と感じたときの初期衝動みたいなものは大切にすべきなんでしょうね。
  • こんばんはー。
    今週のラブライブ、チカリコ抱擁来ちゃいましたねぇ。
    これは百合オタが喜びますわ〜。

    ダイヤ様の膝枕もお素敵でした。
    やはり外見はダイヤ様が一番好きだ…黒髪ロングお嬢様。一番人気ヨハネよりは競争率の低いダイヤ様へ鞍替えした方が今後いろいろ楽かも知れないなぁ…人気キャラは何か出るたびに奪い合いになるので…。

    世界樹の迷宮知ってますよ!
    僕は3が好きでした。1.2.4と毛色が違う職業、世界樹の設定も異なる(クトゥルー神話)のが良かったです。
    今度出た5も、また職業を一新したので興味わいてますけど、遊ぶ時間がない…。
  • >織田崇滉さん
    いやー抱擁シーンはたぎりましたね……。
    むしろ私が梨子ちゃんに抱き着かれたい(妄言)。
    あんな薄着のびしょ濡れで「当ててんのよ」状態とは。

    ところで、ダイヤとヨハネのどちらを推すべきか……
    なかなか難しい問題ですね(笑)。
    人気キャラが好きになると辛いのは、おっしゃる通り良くも悪くもファン同士が過熱して問題が起きたりするところですけど、逆に利点は二次創作などで楽しめる機会が多いところでしょうか。

    たぶん『世界樹の迷宮』、織田さんの方が私よりも詳しそうです。
    私も一応DSの一作目からプレイしていたんですけど、3は最下層に居る裏ボスや航海クエストのエルダードラゴンが倒せずに挫折してしまって、実は4以降については遊んでいないので(汗)。
  • はじめまして。RAYと申します。
    このたびは「死神に選ばれた女」に丁寧なレビューをいただきありがとうございます。しっかりした内容分析は真剣に読んでくださった証しと受け止めました。お褒めの言葉までいただき感謝&感謝です❤

    クリスマスキャロルは意識した部分はあります。堅物で意地っ張りの陽子が最後には収まるべき場所に収まったのはスクルージが心を入れ替えた部分とかぶります。ただ、ゲーテは……文章が重くてお多の方が逃げていくのが共通点でしょうか(おいっ)そういう意味でも、最後まで読んでくださってうれしいです❤ それにボクの作風を指摘いただいたのは「作品にオリジナリティがある」って言われた気がするし♪これからもがんばって書きたいと思います。よろしければ覗いてやってください。

    せっかくですので、坂神さんの作品、拝見させていただきます。
  • >RAYさん
    どうもコメントありがとうございます~。
    『死神に選ばれた女』、大変楽しく拝読させて頂きました。
    特にキャラの背景設定や死神のルールが伏線になっているのが面白かったです。

    オリジナリティ、RAYさんはすごくあると思います。
    私の印象が妥当かどうかはさておき、Web小説ではちょっと珍しい作風だと思いますんで。

    こちらこそどうぞよろしくお願いします~
  • 坂神慶蔵様

     初めまして。山下ひろかずと申します。
    「槙ヤバ!」へのレビューありがとうございました。
     そして、おすすめレビュー100件到達おめでとうございます。
    ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

     あの作品はいろいろ怪我の功名となった作品でした。
     コンテストの文字数制限が作品の密度を上げ、どうしても入れたかった成長要素は坂神様の意表をつく形になりました。

    「手作り兵器カレーライス」素晴らしかったです!
     私の方も完全に意表をつかれました。
     こんな純愛、私には思いつけません!
    「神様はどうしてこんなに残酷なのだろう」と思いながらも、とても美しいと思いました。
     素敵な作品をありがとうございました(^_^)
  • >山下ひろかずさん
    どうもコメントありがとうございます~
    そう言えばレビュー100件、いつの間にか到達していましたね(汗)。
    お祝い頂きまして恐縮です~。

    『槙ヤバ!』大変面白かったです! 
    一話目の導入部のところから、すぐに「あっ、これ私が好きなやつだ」と確信して一気読みしてしまいました(笑)。
    物語後半部で、なぜ人と人が恋人同士になるのか?という話が出てきて、それに対する槙原先生の答えが思わず「なるほど! その通りかもしれない」と膝を打ちたくなるようなセリフで。それでいて普通のラブコメではちょっとお目に掛かれない視点だったのが、個人的には凄く印象的でした(←これ詳しく書くとネタバレ感想になりそうで難しいっスね・苦笑)。

    拙作もお読み頂いてありがとうございます。
    実は『手作り兵器カレーライス』、最初はもっとSFっぽいラブストーリーを書こうとしていたんですけど、紆余曲折あってああいう話になったんですよね。
    だから、あれも怪我の功名的な小説と言えるかもしれません。
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