どうも、坂神です。
『ラブライブ・サンシャイン』第五話を見返しながら、梨子ちゃんの母親をみて「結婚して人妻になって二〇年ぐらい経つと、梨子ちゃんはこうなるのか……アリだな」などと、テレビ画面の前で独り言する今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ていうか梨子ママのCVが水樹奈々さんだったことに仰天……(声豚並みの感想)。
そういえば、最近調べて初めて知ったんですけど、千歌ちゃんの家族二人って、あれ伊藤かな恵さんのキャラだけじゃなく、阿澄佳奈さんのキャラもお姉さん(つまり長女と次女で、千歌ちゃんは三女)だったんですね。
阿澄さんのキャラは雰囲気が落ち着きすぎてて、これまで密かに美人のママさんかと勘違いしてました(白目)。
と、いつものイントロはさておき。
ようやく、漫画原作コンテストの応募作品なども読みはじめています。
とりあえず恋愛ラブコメ中心に、何となくフィーリングで気になったものを優先して。
今月末までに何本読めるかなー(白目)。
■最近の読書■
○川端康成『眠れる美女』○
今週の本は、ノーベル文学賞受賞作家後期の一冊。
あらすじ……というか、物語の設定がすさまじい。
主な舞台は大半が海辺の宿屋なんですが、そこは金を払えば年若い女の子が「全裸で添い寝してくれる」という隠れスポット(!)。
しかもその子たちはことごとく強烈な睡眠剤らしきもの(ここは作中でも詳しく明らかにされていない)で眠らされていて、利用客はその隙に「一線を越えさえしなければ」何をしてもかまわない、というハンパない状況が用意されている。つまり、全身くまなく触ったりチューしたりするところまでならオールオッケーなんですな。
ただし、この宿を利用するためには、他の客からの紹介が必要で、プラス「すでに老年に達しており、無防備な女の子の全裸をみても自らを律することができる紳士に限る」というような、一定の資格が必要だったりする。
で、主人公の老人は、その資格審査を見事パスし、若い女の子(全裸)と幾度となく添い寝するようになるのだが……ってお話。
もうね、これ主人公がジイさんじゃなくてコメディ要素満載だったら、そのままお色気系ラノベで行ける設定なんじゃないですかね!?
睡眠学園H×H的な感じで(妄言)。
毎話必ず全裸ヒロインと添い寝する系ストーリー。
「お願い、○○くん――私と、添い寝してください(全裸で)!」みたいな。
……やべぇ、マジでないとは言い切れんな……。
むしろそのうち書いてみるか(やめとけ)。
いやまあ、実際に読むとさすがにデカダンス文学らしく、年若い女の子と人生の終わりに差し掛かった老人の対比で、格調高いストーリーが展開されているわけですけども。
しかし何か、文学作品にはよくあることなんですが、この設定に時代を先取りしすぎたものを感じてしまうのは私だけでしょうか。
さすがノーベル文学賞作家・世界の川端康成。略して、さす川(久々)。
などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点をお寄せくださった皆様には、心から御礼申し上げます。
ていうか海辺の宿屋ってもう完全に千歌ちゃんの家だし、私も梨子ちゃんに添い寝してもらいたいぜ!などと川端康成の小説を読みながら妄想している坂神でした!