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脳内サンシャイン

どうも、坂神です。
すっかり私は『ラブライブ・サンシャイン』に染まりきっている今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

どうも各所のキャラクター人気投票などでは、「1位・曜ちゃん、2位・ヨハネ、3位・花丸」がトップ3で概ね固定化しつつあり、それを4位・ダイヤ会長が追走している模様らしいですね。
我らが梨子ちゃんは、今のところ5位らしく、メンバー9人で中の下の位置といったところ。
でも、まだルビィ・果南ちゃん・マリーは本気出してない感バリバリなので、最終的には6~8位あたりまで下落するのを覚悟しています。
まあね、私、無印ラブライブ時代の推しメンは海未ちゃんでしたけど、彼女も全体の人気順では似たようなポジションだったらしいですからね、すでに定位置というか慣れっこというか、私が好きになる子はわりとそんなもんです(震え声)。

で、でもホラ、あんまり自分の好きな女の子が他の男に人気あると、私自身の彼女に対する独占率が低下しちゃうし?(←発想がすでにキモい) 
別にいいんです、人気が微妙なマイナーポジションでも。何も好き好んでマイナーなものを好きになるわけじゃないんだけど。
ふ、ふふふっ……み、みんながたとえ好きじゃなくても、わっ、私だけは梨子ちゃんのファンだからね……(病的)。


ちなみに、「ついついマイナーなものにハマって悶々とした日々を過ごしてしまうオタクの日常」をテーマに綴った拙作『売れないままの君でいて♪』は、マイナー作品らしくひっそりと公開中です(おぃ)。

『売れないままの君でいて♪』
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154898960



と、いつものイントロはさておき。

いよいよ19日から漫画原作コンテストはじまってますね。
続々と皆さんの新作が投稿されているようで、楽しく様子を見守っています。

……と、単に見守っているだけのはずだったのですが。
実は、ひっそり既存作だった『手作り兵器カレーライス』で、私もエントリーするだけしておいてあります(ぇ)。

『手作り兵器カレーライス』
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154870674

いやまあ、もちろん既存作品の上に完結済みで、おまけに3万字推奨のコンテストなのにこれ4万8000字もある話ですから、最初から受賞はおろか、選考を通過するとも思ってません(作品の内容自体は、自分では面白い話だと思ってるんですけど)。

よく「明らかに受かると思えない大学を思い出づくりのために受験する」ことを「記念受験」って言ったりしますけど、この場合は「記念応募」ってやつですね。
折角の機会なので、応募総数を一作品増やすのに貢献したいと考えた次第でございます。


■最近の読書■

○ドストエフスキー『貧しき人びと』○

今週の本は、もはや語るまでもないロシアの文豪の作品。
なんと、これが作家デビュー作らしいですね。
ドストエフスキーと言えば、やはり『罪と罰』とか『カラマーゾフの兄弟』とか、後年の大作群が特に有名で私も大好きなんですが、これは今まで読んだことがありませんでした。

それでこの作品、他のドストエフスキーの長編群と比べるとかなり短いお話なんですが、「往復書簡体」と呼ばれる特殊な文体で書かれている、わりと珍しい作品でもあります。
ここでも以前にちらっと話題にした武者小路実篤『友達』の中でも、物語終盤に主人公の親友とヒロインが手紙のやり取りでストーリーを進行していくシーンがあるんですが、『貧しき人びと』に関しては全編の七~八割ぐらい、それと同じような文章構成で描かれております(部分的に少し異なる箇所も存在しますが、そこは「ヒロインが過去に記した手帳の中身」のシーンになっています)。

でもって、この文体のおかげもあってか、たぶん個人的にドストエフスキー作品の中では、かなり読みやすく、取っ付きやすい小説なんじゃないかなあと。
今までドストエフスキーを初めて読むには、何だかんだで『罪と罰』が一番いいんじゃないかと思い続けてきていたんですけど、これを読むと『貧しき人びと』が一番わかりやすい作品のような気がしました(まあ、物語自体はやっぱり、『罪と罰』が私は断然好きですが)。

それにしても改めて思うんですけど、ドストエフスキーは初期作品の頃から、やっぱり貧乏人の描写がハンパなく上手い! 
お金がなくて生活に困窮している様々なタイプのキャラクターを、ここまで生々しい魅力で書ける作家さんはちょっとなかなか他に思い付かないですね。
この貧乏人描写の巧みさは、デビュー当時から確立されていたんだなあ。
後年の作品を読んでても、「収入のアテがないのに、他人に見栄を張るために無駄金を使い込んで、結果的にますます惨めな境遇に追い詰められる元貴族」とか、登場するたびに毎回見ててハラハラさせられますし(笑)。



などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点をお寄せくださった皆様には、心から御礼申し上げます。

そう言えば、昨日からウワサの『ポケモンGO』も配信がはじまってますよね。私はプレイしていませんが、この週末はあちこち街中をポケモン求めて探索する人が増えるのかなあ……なーんて、自宅で積んだ本を崩しながら考えている坂神でした! 

6件のコメント

  • ダイヤ様けっこう好きかも。やはり黒髪ロングに弱いですわ。もしくはポニテ。
    ラブライブのキャラって乱高下激しいですし、メンバー全員が各所でそれぞれ1位獲得してコラボされてますから、あまり気にすることないかと。
    海未ちゃんだって1位とってローソンの看板娘に選ばれてたりしましたし。
    僕の嫁であるエリチもおおむね中堅人気だったけど、要所要所で1位とってタイアップされてましたからね。ザグリッチコラボで首位とったときはザグリッチ食べまくりましたもん。アイスクリームめ。
    …まぁ他にグッズとか何も買ってないけど!曲買ったくらいの浅いファンです。

    漫画コンは記念応募が多いですね。
    ひとまず読みたいものをチェックしてますが、三万文字前後じゃないものは除外しないと、とても読みきれませんわ…。
    坂神さんのカレーライスはすでに読んだことあるので、どのみち評価はもう出来ませんけど、良作には違いないので人目に止まると良いですな!
  • >織田崇滉さん
    ダイヤ会長は、ミューズガチ勢であることが判明して以来、人気うなぎ上りっぽいですよね(笑)。
    それにしてもローソンコラボとか懐かしい……そんなこともあったなあ(遠い目)。
    ていうか、織田さんの無印での推しメンはエリチカだったのですか。なるほど。
    そういえば私も、こんなに梨子ちゃん梨子ちゃん言ってるわりには、全然グッズとかは買ってないですね……(汗)。
    こういうアニメに高校生~大学生ぐらいだった頃にハマりたかったなあ、と思ったりします。

    漫画原作コンテスト、なんだかんだでオールジャンルなんで、もしかしたら他の公募には出しにくい作品にとっては受け皿にもなってるんでしょうか? 
    私は今回完全な記念応募ですけど、漫画原作に限らず三万字ぐらいの小説コンテストはもっと増えてもいいのかもなあと思ったりしました。
  • もともとナンジョルノの声が好きだったので、その流れでエリチに…ですね。
    賢い可愛いエリーチカ!
    ポニテですし。ポニテですし(大事)。

    『手作り兵器カレーライス』は、今流行りの「記憶消去系」ストーリーなので、きっかけがあれば上を目指せると思うんですよね。

    ・一週間フレンズ(週ごとに記憶消去)
    ・掟上今日子(日ごとに記憶消去)

    などが今の代表格ですかね。
    思えば『とある魔術の禁書目録』も、第一巻はヒロインの記憶が一年ごとに消去されるのを防ぐ物語でしたし。
  • >織田崇滉さん
    ポニテ強いですねぇ~
    まあ私もかなり好きですが!

    私が『手作り兵器カレーライス』を書いた当時は、実は「SFのループ物っぽい話をどうやって時間移動設定ナシで作れるか」っていうのを試行錯誤して完成させたんですよね。
    それで、過去と未来の時間軸トリックをどうしようかと考えたときに、「主人公は特定の出来事を把握しているけど、ヒロインは理解していない」っていう状況を作り出せれば成立するんだよなーと思いまして。
    それで「あ、ひょっとして、世界そのものを時間移動しなくても、ヒロインの記憶が繰り返し消滅すれば、ループ現象と同じような状況になるんじゃね?」と思ったのでした。
    で、そこに「思い出の味」と「幼馴染」をミックスして、過去から現在につながる伏線で結ぼう……というようなかたちで書き進めていった覚えがあります。
  • 坂神さん、夜中に失礼いたします!

    坂神さんが漫画原作小説賞に応募している『手作り兵器カレーライス』を拝読しました! 面白すぎて最後まで読み切ってしまい、こんな夜更けに……(*^^*)

    ラストシーン、正直言って泣きそうになりましたよ。タマネギがそばにないのに鼻がツーンとなってウルウルと……。

    坂神さんは大変な物を奪って行きました……。それは、私の心です!

    坂神さんは恋愛小説の神様……恋神愛蔵さんというペンネームを進呈したい気持ちでいっぱいです(*´▽`*)
    私もすごく見習いたい……! 漫画化して欲しいぃぃぃーーー!
  • >アキラさん
    『手作り兵器カレーライス』、お気に召して頂けたようでありがとうございます。
    ラストシーンは、私自身も気に入っていて、ときどき読み返して一人で感動しています(笑)。
    まあ、あの小説に限らないんですけど、自分なりにストーリーに込めたつもりのテーマやコンセプトが作中で明確化される場面は、やっぱ思い入れがあるんですよね。

    そ、それにしても恋神愛蔵って……
    字面だけ見ると、古いラブコメ漫画の愛蔵版みたいじゃないですかね(汗)。
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