• ラブコメ
  • ミステリー

気が付けば七月突入。

どうも、坂神です。
いよいよアニメも新番組開始! 
つーことで、現時点で差し当たり気になるタイトルを一通りチェックしてみました。

*新番組(14)*
『ラブライブ・サンシャイン』
『食戟のソーマ(2期)』
『ベルセルク』
『New Game!』
『クオリディアコード』
『アンジュ・ヴィエルジュ』
『レガリア』
『魔装学園H×H』
『甘々と稲妻』
『天鏡のアルデミラン』
『あまんちゅ!』
『タブー・タトゥー』
『この美術部には問題がある』
『テイルズ・オブ・ゼスティリア』

*視聴継続(2)*
『マクロスデルタ』
『クロムクロ』

一応、全部みると16本になるんですが、私の居住地域はかなり田舎なので、BSで放映されないやつはたぶんみれないし、実際に視聴するのは何だかんだで、ここに挙げたうちの半分ぐらいになるでしょう。
まあ、それでも安定の9~10本って感じだと思いますが。
個人的な期待値の高さは、本命『ラブライブ・サンシャイン』、次点で『New Game!』と『レガリア』でしょうか。


と、いつものイントロはこのへんにして。

新作は、ついに3万字到達! 
……なのに、まだ完結していないという……。
やっぱ初稿で3万5000字までは確実に超えちゃうなあ。
すでに序盤のテキストは少しずつ削りを入れはじめたりしているのですが(白目)。



■最近の読書■

○F・S・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』○

今週の一冊は、アメリカ文学の最高峰とも謳われるコレ。
邦題は『華麗なるギャツビー』と訳されることもある一作で、近年はディカプリオの主演映画としても話題を集めたことがありましたね。
あと『文豪ストレイドッグス』では、作者フィッツジェラルドが北米圏での異能者集団の大ボスを担当しています(笑)。
そんなわけで、いずれは自分も読まねばなるまい……と思いつつ、これまでズルズルと保留していたのですが、少し前にカクヨムのフォロワー・片瀬智子さんから近況ノートのコメントでオススメされたこともあり、今更の如く拝読したのでした。

簡単なあらすじとしては、
「謎多き青年資産家ギャツビー。
彼はニューヨーク郊外に巨大な邸宅を構え、そこで夜毎豪華絢爛なパーティを開き、多くの人の耳目を集めていた。
いったい、ギャツビーの正体は何者で、湯水の如くパーティに費やされる資金はどこから溢れ出てきて、何のために豪遊し続けているのか――?」
といったようなお話。

まあ、しかし謎の部分については、実はそれほど重要じゃないというか……
特にパーティを開き続けている理由は、新潮文庫版だと、裏表紙のあらすじを読めば概ね理解できてしまう仕様だったりして(笑)。
あくまで文学作品ですからね。ミステリではないので。

それで肝心の内容なんですが、これはさすがに素晴らしい。
秘密めいたギャツビーのキャラクター的な魅力と、流麗でエモーショナルな文章にグイグイ引っ張られ、どんどん読み進めてしまいます。
でも何より、この作品を普遍的な名作たらしめている要素は、「田舎と都会のあいだに横たわる、どうしようもなく埋めがたい断絶」っていう隠れテーマなんでしょうねぇ。
もう100年近くも前に書かれた小説なのに、このへんはまるっきり現代でも遜色ない題材が描かれていると思います。

ネット通販が発達した恩恵で、私みたいに田舎住まいでも大概のことで生活に不便を感じることはないですが、それでもごく稀に所用で東京まで出向いたりすると、あそこはやっぱ経済や物流が圧倒的な密度で動いている場所だなーってのを痛感しますから。
アニメもいっぱい地上波で流れてるしな!(←結局そこか)
ええそりゃ、『くまみこ』のまちちゃんも田舎コンプレックスに苦しんでしまおうというものです。
さすがフランシス・スコット・フィッツジェラルド。
略して、さすフラ(もういいよ)。



などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点をお寄せくださった皆様には、心から御礼申し上げます。

色々検討してみた結果、今のところ『ラブライブ・サンシャイン』で個人的な推しメンは、
「◎本命:果南、△対抗:ダイヤ、×大穴:ヨハネ」
になるんじゃないかなーと想像している坂神でした! 
でも視聴してみるまでわかんないけど! 

12件のコメント

  • こんちゃー( ´ ▽ ` )ノ

    来期の観たいアニメ、だいたい同じですねー。
    加えるならば日5枠のアルスラーン戦記と、視聴継続でジョジョですかね。

    New Game!は初回の「今日も一日がんばるぞい!」がピークになりそうですが、ゆるやかに人気獲得できるだろーか。

    短編原稿がんばってくださーい。
    僕は多分リアル事情により応募できないと思うので、皆さんを応援したいと思いまーす。
  • 坂神さん、お疲れ様です!

    『彼女の愛は惑星より重い』、毎日数話ずつ拝読させてもらっています!
    女子高生が婚活するとか発想が凄すぎる! 毎日続きを読むのが楽しくて仕方ありません!

    個人的に気になっているアニメは、自分が歴史ジャンルや児童小説を書いていることもあって『タイムトラベル少女』だったり(^-^)
  • >織田崇滉さん
    ああ~そういえば、『アルスラーン』の続きもあるんでしたね! 
    キリのいいところで、原作第一部のラスト(第七巻)あたりまでやるんでしたっけ。サブタイトルの「風塵乱舞」は、たしか第六巻の題名でしたが。
    まあ『New Game!』は、たぶん安定の日常物だと思うので、とりあえずキャラが可愛く動いててくれれば、個人的には楽しめるんじゃないかなと思ってます(おぃ)。

    なんと、織田さんは次の漫画原作のやつは不参加でしたか。
    どんな内容でお書きになるのか(ネタも構成も)密かに期待していたので、ちょっと残念ですわー。
  • >アキラさん
    うおお、なんと私のカクヨム投稿作の中では一番長い『彼女の愛は~』を読んで頂けているとは、大変恐縮です(汗)。
    実は私、他作品でもすぐに結婚を持ち出してくるような重いタイプのヒロインを描くことが多かったんですが(←どんな作風だ)、同作は「だったらいっそ、次は婚活してる女の子の話にするか」と思い立って書きはじめたやつだったのでした……。

    ところで『タイムトラベル少女』、ノーチェックで今初めて知ったのですが、キャラも可愛くて面白そうですねぇ! 
    ヒロインの友達の子が、スッゲー好みです(←訊いてない)。
  • >Eお嬢様
    ちょ、最初だけとはいえチェック本数スゲーですな! 
    こ、これが神戸の実力……!

    ところで、今期は『はんだくん』があったのをEお嬢様のリストで思い出しました。
    これは私の住んでる田舎でも流れればチェックしたいところ。
    『ばらかもん』のアニメも面白くて好きだったんで。

    『ラブライブ』はですねー、もちろん私自身も好きなんですけど、何より私のオタク友達にはいわゆるラブライバーがけっこう居るもんで、おそらく視聴しないと会話に支障が出てしまうと思うんですよねー(笑)。
  • いえーい。
    エースコンテストに出したい構想は何作かあったんですけど、書く時間がなくなってしまいました(;^_^A
    どうにかギリギリ1作くらいは書けるとしても、上梓できるのは8月上旬とかになりそうです。
    その頃はランキングも後半戦に突入してますし、巻き返すのは難しいかなーと。

    いずれ書いたら上梓はするつもりなので、コンテストに関係なくご覧いただけると嬉しいですo(^▽^)o
  • こんばんは( ´ ▽ ` )ノ

    ギャツビー、読んで下さってありがとうございます!!
    嬉しいです♬♡☆
    しかも、素敵な感想に感激しました(≧∇≦)

    作家さんを目指す男の人には、ぜひ読んで頂きたい一冊ですね。成長物語。
    ギャツビーの純真で、孤高で切ない生き方に考えさせられます。

    都会と田舎の間に横たわる断絶。
    なるほど。なるほど。そっか。
    (´・_・`)深い。

    私も以前、都会にすっごく憧れてましたけど >_<
    でも私、おっとりしてるし、満員電車苦手なので、だめだな。。
    そういうことじゃなかった(*^^*)

    では、ありがとうございました!





  • >織田崇滉さん
    マジですかー
    時間的にギリギリだと、やっぱ充分に推敲するには少し余裕が足りない感じですかね? 
    今回ランキング上位だけじゃなくて、ピックアップ通過もありますから、とりあえず投稿しておいて、内容が面白ければ星が少なくても選考に残れる見込みはあるんでしょうけど……
    でも、織田さんのこだわりからすると、それは許せないのかな(笑)。

    あっ、いずれにしろ公開された暁には拝読させて頂きます! 
  • >片瀬智子さん
    いやー『ギャツビー』凄い良かったです! 
    もっと早くに読んでおくべきでした(笑)。

    読み終えてから振り返ってみると、物語全体の構成もメチャクチャ計算されてて、まるで無駄のないお話ですよね。
    序盤で出てきた「ふくろうの紳士」も、最後の方でちゃんと再登場するあたりとか、読み手を感動させるためのツボみたいなのがスゲー練り込まれてるなあと。

    ギャツビーには、根っこに田舎生まれゆえの純粋さみたいなものがあったと思うんですけど、そのせいで自分の気持ちを貫くために「自分に足りないものはニューヨーク的な華麗さだ」と考えてしまったのが、結果的に悲劇だったのかも。
    ある意味では、自然体で生きることの難しさでしょうか。
  • >祭人さん
    おお、『僕は友達が少ない』に手を出されましたか。
    MF文庫Jが誇る大ヒット作ですし、カクヨム的に非常に正しいと思います(笑)。

    ラノベだと、私からは『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』をオススメしておきますね。
    色々な意味で、現時点での学園青春ラノベの到達点のひとつなのではないかと思われる作品です。
    ……まあ、これがラブコメのベンチマークかと訊かれると、それはちょっと違うような気もするんですが、「このライトノベルがすごい!」で作品部門第一位を三連覇した実績を持つ怪物作品ですし、学園ラノベを語る上で避けて通れないのは間違いないんじゃないかと(汗)。

    アニメだと、やっぱり最近は『ラブライブ』ですかねぇ。
    美少女アイドルアニメであることはたしかなんですけど、内容自体は「音楽要素のあるスポ根部活物」に近いので、キャラ萌えとか抜きでも楽しめるんじゃないでしょうか。
    ちなみに昨夜から、続編の『ラブライブ・サンシャイン』も放映中です。
  • おはようございます!

    喜んで頂けて、何よりです♬
    本当に嬉しいです(*^^*)

    ギャツビーは、フィッツジェラルド自身とも重なるところが多くて、愛するゼルダのために名声とお金を得るんです。
    でも、いくら尽くしてもゼルダは他の男の人と浮気しちゃったり。
    最後はフィッツジェラルドのもとで、ゼルダは発狂するという。。

    事実は小説よりも奇なりです >_<

    ギャツビーの冒頭でも、「ふたたびゼルダへ」って捧げてる。
    そこから、すでに切ないです(´・_・`)

    では、また〜


  • >片瀬智子さん
    あー、『ギャツビー』にフィッツジェラルドの自伝的要素がある、っていうのは本の解説で知ってたんですが、あの美人の奥さんはそんな浮気性だったんですか(汗)。

    やっぱ現実だと、美人や有名人でモテる女性と結婚するのは、リスクも高いですねぇ……。
    ていうか、そんな奥さんに対して尚も『ギャツビー』を書いたフィッツジェラルド、ちょっと女難すぎですね(白目)。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する