テリー・イーグルトンの文学理論に関する著作;
『文学とは何かー現代批評理論への招待ー』の終章にさしかかった今日、
偶然、下記のソローキンのインタビュー記事を読んだ。
「作家とはいかなる職業でもないと、強く感じるようになってきています。これは課業のようなものです。多くの点で自分の心理的特徴と関係する欠かせないものなのです。エリオットが言っているように、私的には文学は感情的体験を生むために書かれるのではなく、感情的体験から逃れるために書かれる。感情的体験から逃れる職業を職業と言えるでしょうか。」
ロシアNOW掲載「ソローキンにインタビュー」
2015年8月11日 ナタリヤ・コチェトコワ
(原文記事→
https://lenta.ru/articles/2015/08/06/srkn/)両者の間に、何とも言えない、符合した精神を感じてしまい、
「本当に!」と、思わず心の中で叫んでしまった。
ーしかし、「何が?」という問いには、まだ答えらない情況。
また時間をかけて、よくよく考えてみたい
面白い出来事だった。