• に登録
  • 詩・童話・その他
  • 現代ドラマ

ヒント

作品に主人公を与えて、
その人が話をしたり、何かに出遭う「場面」を描く。

それらの"具象" を書き表わしながらも、
不随意の遊びの部分と、そうでない必要部分を、選り分ける。

話が動くきっかけ、登場人物の動機。
意思、感情、理性。

無地の紙面だからこそ、"書ける"ことには、取り止めがなく
それゆえに、

その作品で書きたいこと、書くべきことが 
"何であるのか" は、常に見失えない、道しるべになる。


自身の場合、物語の初めに見えていることは
ごく僅かで、書き進めるにあたって、新しい発見をしていくのですが、

それは何も、書き手だけが見つけるものではなく、
読んで下さった方の、言葉の中にあるものだったり、

これまでに自分が読んだ、他作品に感じたものだったり、

そうしてより明確になる、作品の「想い」や「意味」 に対して
”生きる"言葉を、"代わる" 言葉を、根気強く探す過程が続けば、

ひとつの作品が出来上がる。

web小説だからこそ出会える、細やかで、熱のこもった
たくさんのヒント。

楽しく、そしてうまく活かせれば、きっと、
「自分」という枠の形にも、気付けるのでしょうね。


コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する