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どんな物語も、始めるのは容易く、終えるのは難しい。

何らかの結末、結果を出すことも、大変なことだ。
それはきっと人生における苦しみと変わらない。

小さな舞台だとか、
『 』つきの世界だとか、
虚構の世界だとか、

そういうことを言いつつ本当は、人生の痛みを今ここで、感じている。

想像しつつ、思い出しつつ、予想しつつ、ぐるぐると、
心の羽ばたける限りを、文字に変えるべく悩ませているのは、
この一つしかない、頭と心。

謳いたいのは、信じたいのは、表したいのは、
いったい本当は何なのか。

自分自身のことを語るだけ? 知ってほしいのはそれだけ? 
想う世界と、想われる世界。

描くべきことは、尽きることなく、
この世界から溢れ出しては泡となり、大気に溶けていく。

この微細な「命」の音に、耳を澄ませることが出来るなら、
もっと自由に、物語は続いてくだろう、

大きな期待と共に。

2件のコメント

  • Мишаさま、はじめまして。
    RAYと申します<(_ _)>
    このたびは、15センチの短編に目を通していただきありがとうございます。また、評価(★)までいただき大変光栄です*:.。☆..。.(´∀`人)
    他の方の作品に比べたら地味な感じは否めず、アラサ―の主人公も微妙ということで読んでもらえるかどうか不安でした。それだけに、すごくうれしいです❤

    まずは、ご挨拶とおRAY……いえ、お礼まで☆彡
  • はじめまして。
    いいえ、私の方こそ、かわいらしい作品を読むことが出来てとても幸せです。
    全く地味な感じはせず、
    きらきらな恋心、そしてきりりと引き締まった起承転結、
    「15センチ」をきっちりと作品の要で使われているのが、
    素晴らしいと思います。
    アイディアコンテストの趣があるのでしょうが、
    そうなると今度は物語を構成するのが難しい様な気もします。
    こちらこそ、御礼を申し上げます。面白かったです^^
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