もう何を書けばいいのか訳がわからない。
書きたいもの書けばいいと人は言うけど、思いつくことはたくさんあっても、書こう書こうと時間を作り、環境を作り、自分を追い込んで、時計を見ると、もう真夜中だったりする。
そんな生活をもうずっとやってきて、いつのまにか筆を折りつつある。
折る前から筆は無かった。無いものを、あると思い込みただただあるあると無言で念じているだけの毎日だった。
無駄な努力をしてきた積み重ねだろう。そう思う。
最近はまた別の問題が持ち上がり、おそらく前前からあった問題だろう、それが鎌首を持ち上げて自分の体を蛇のように締めあげているような気分にさせられる。
こう言うダウナーな時に、絞り出すように書いた作品はいいものが多いと言うけれど。残念ながら私が欲しいのはそれじゃない。
必死になって日記を書いてごまかす。
日記を書いているうちにごまかされるだろう。
日記を書くうちに、きっと楽になるだろう。
論点を整理できない。
人間関係がとても億劫だ。
この世から、言葉なんて無くなってしまえばいいのに。