• 恋愛
  • 現代ドラマ

webコン参加作品を勝手に応援!② & 近況 & 年末年始のご挨拶

こんばんは(*^_^*)
年の瀬がいよいよ迫り、今日が仕事納めの方も多かったかもしれませんね。
今年一年、リアルでは忙しさに追われる時期が多かったのですが、おかげさまでカクヨムでの活動を含め、大変充実した一年を過ごすことができました。

実は明日から年明け2日くらいまで家の都合で忙しくなるため、皆様にご挨拶に回ることが難しくなりそうです(>_<)
この場で恐縮ですが、一足お先に今年一年のお礼と、来年もよろしくお願いしますのご挨拶を申し上げます。
飽き性の私がカクヨムを一年以上も続けていられるのも、ひとえに皆様との楽しい交流や励みとなる応援があってのことです✨
来年もカクヨムで楽しく活動させていただけたら嬉しいなあと思っています(*´▽`*)

さて、ささやかながらwebコンを応援させていただく勝手な企画の第二弾!
今回は私がすでにレビューを書かせていただいた作品の中で連載中ながらもある程度の文字数があり、長期休みでの一気読みにおすすめの作品を紹介させていただきます。


【異世界ファンタジー】
『異世界で一番盛り上がるのは何祭り?『ドラゴン追い祭り』』
北乃ガラナ 様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881982435
“ドラゴン? しらねぇよ。エルフ嫁よりだいじなことって、異世界にある? ”

(レビュー)
「いや、あの、外はどえらいことになってますけど……!?」
お祭り男としてお茶の間で人気の芸人と間違われ、異世界に無理矢理転移させられたダイスケ。
勇者として「ドラゴン追い祭り」に飛び入り参加し、異世界の果てまで「イッテ~ キュウッ!!」となるはずが、事態はどんどん笑えない展開になっていき──

のはずが、笑えます。大爆笑!!
たまーにシリアスを挟みつつも基本はテンポのよいコメディ全開作品です。
悪びれもせず仕留めたネズミを目の前に置いて、誉めて~✨とキラッキラした瞳で見上げる子猫のようなアステマ。
ダイスケにどこまでも従順で素直、けれど嫉妬で牙を剥く時は容赦のない闘犬系エルフの二ケア。
そして勇者に祭り上げられながらも全く異世界を救うつもりなく、二人の女の子の間でフラフラする清々しいゲス、ダイスケ。
しょーもない内輪もめを繰り返す彼らが、アステマのせいで阿鼻叫喚の坩堝となっている異世界を救う日が来るのか!?
今のところまっったくそんな気配はありませんが、今後も楽しく追っていきたいと思います(^^)(2017年7月17日)

※現在はさらに新たなキャラも登場し、ますます面白くなってます!



【現代ドラマ】
『トイレで読む、トイレのためのトイレ小説』
雹月あさみ 様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882814133
“【12,000PV達成】トイレに入ったら思い出してください。 ”

(レビュー)
「トイレ以外の場所でもオススメです!(笑)」
トイレの狭さ、用を足した後のホッとリラックスする感覚、誰からも見られていないという安心感。
とても日常的なのに特別な空間でもあるトイレを題材にした、トイレの中で読める程度の分量のSS臭……いえ、SS集です(笑)

各話のジャンルも設定も雰囲気も実にバラエティ豊か。
ハラハラするサスペンス調があったと思えば、未来の世界を垣間見るようなSF、甘酸っぱい恋の話や背筋が寒くなるようなホラー、微笑ましかったり思わず笑いが漏れる現代ドラマものなどなどてんこ盛りですが、全てに共通するのがトイレがどこかで必ず絡んでいるということです。

こんな素敵な話のどこでトイレが絡んでくるんだろうとか、このトイレで一体どんな物語が生まれるんだろうとか、読み進め方もバランスよく様々な形で楽しめるようになっています。
作者様はトイレで読むことを推奨してますが、これはトイレだけでは止まらない!(笑)
ついつい色んな場所での隙間時間に読みたくなってしまう、お得で楽しい作品です♪(2017年11月12日 )



【恋愛】
『千羽鶴、承ります』
紺藤 香純 様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884220912
“再会は偶然か必然か。ふたりを繋いだのは、千羽鶴と富岡製糸場。”

(レビュー)
「静かだけれど、確かな愛がそこにある。」
初々しさの中にしっとりと落ち着いた雰囲気のある恋愛小説です。
主人公の花村さんと田沢くんの恋模様が中心となっていますが、深く関わるのは千羽鶴の存在。
誰かのために願いを込めて綴る千羽鶴ですが、それを肯定的に受け止めるのか否定的に拒絶するのかは人それぞれ。

人間に対してもそれは同様で、同じ人物に対して肯定的に受け入れる人もいれば、否定的に拒絶し攻撃する人もいます。

花村さんはまさにその渦中に置かれてしまった人物です。
祖父母や母親、同級生などに否定的に扱われてきた彼女ですが、彼女の兄や従兄、また高校の同級生だった田沢君や職場の先輩など、彼女を肯定的に支えてくれる人達も大勢います。
田沢君との再会をきっかけに、そういった周囲の人達に支えられながら、彼女は少しずつ自分の思いに正直になってもよいのだということに気づいていきます。

少しずつ、少しずつ、恋人らしくなっていく二人の成長を陰ながら応援したくなる物語です。(2017年12月26日)



【恋愛】
『カクテルの紡ぐ恋歌(うた)』
弦巻耀 様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880414197
“好きでいていいですか――。異色の年の差恋物語 ”

(レビュー)
「美しくもほろ苦い恋心が、カクテルと共にあなたを酔わせます。」
ずっと好きでいて、いいですか
ご迷惑はかけません──

防衛省という特殊な職場の上司である日垣に秘かに想いを寄せていた美紗。
情報を扱う仕事柄、冷静沈着で厳しく本心を表さない日垣に初めは畏怖の念を抱く美紗でしたが、彼の素の人柄に触れるにつれ、家庭で得られなかった父性を求める気持ちがいつの間にかもっと特別なものに変わっていきます。

けれども、日垣には複雑な事情で赴任地に同行できない妻と子どもがあり、彼はその家族を大切にしているのです。
いつしか毎週金曜日、日垣の行きつけのバーでお酒を飲むことが定番になっていた二人ですが、日垣を思う気持ちと、日垣が大切にしているものを自分が壊してはいけないと思う気持ちで美紗は揺れていきます。

悲しみに暮れる美紗が二人の行きつけのバーで、バーテンダーを前に日垣との回想を語るという形式を取っており、二人の間に何かあったことは冒頭から察することができます。
控えめで自分の感情を抑え込みがちな美紗がそこまで苦しんでいる理由が知りたくなり、いつしか彼女の心に寄り添うバーテンダーの目線で回想を追うような気持ちになっていきます。

特殊な職場の様子が細かく描写され、そういう(自衛隊的な?)方面がお好きな人にはさらに楽しめる内容かと思いますが、そちらに詳しくない私のような人間でも、美紗が地道な努力で職場のメンバーからの信頼を得て、それを日垣が暖かく見守る様子が伝わり、彼らの関係性や美沙の想いがより深く理解できるようになっています。
物語の折々に出てくるカクテルとそのカクテル言葉も物語にそっと寄り添い、味わい深さと華を添えています。

炭酸の泡が弾けるようにキラキラと純粋に煌めきつつ、味わいはビターで強く酔わされてしまう、そんな大人のラブストーリーをあなたも一杯いかがですか?(2017年12月27日)


以上です。
webコン参加作品でこれからレビューを書かせていただく予定の作品も多数ありますが、上記の事情で読んだりレビューしたりは年明けになるかと思います。
できる限り読者選考期間内に読んでレビューしたいと思っておりますし、こちらのノートでもまた順次ご紹介させていただければと思います。



~自分の近況~
そんなこんなで、自分のwebコン参加作品『過保護な堕天使、ズボラなあたし【本編】』は、現在明日以降の連載分を書き溜めるべく頑張っております💦
今のところは明日以降も二日に一度の更新ペースを守っていく予定でおりますので、お時間の許すときにどうぞお楽しみください(*^_^*)
いよいよクライマックスに迫っておりますが、ちえりが大山先輩との恋を成就させるのか、堕天使リュカへの恋心に目覚めるのか、彼らの思いの行方を見届けていただけたら幸いです✨




コメント

さんの設定によりコメントは表示されません