とらうと

  • 詩・童話・その他
★★★ Excellent!!!

ひとなつを乞う／
石村まい

夏が終わってしまいました。 9月末に出した短歌ネットプリント第2弾に載せた連作です。 東京文フリで出す本にも収録いたします📚 前作「鳥の水無月」はコチラ → https://k…
レンズ越しならば何度も触れたのだ　ひとなつを乞う風のかたさに
石村まい
★★★ Excellent!!!

自然の恵みね／
伊藤テル

第１回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作部門
ズッキーニ受粉のための花を裂くもっと優しくできたらいいのに
伊藤テル
★★ Very Good!!

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部・水乃素直／
水乃 素直

短歌コンテストに書いた作品です
厳しかった　あの先生も　今は砂　海辺を走る　溢れた言葉
水乃 素直
★★★ Excellent!!!

乾かない骨／
早月くら

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作部門応募作品
汚れやすく白い、感情ではなくて今はパンダの毛並みの話
早月くら
★★★ Excellent!!!

連作短歌「デート未満」／
ナクキザシ

大切な友人と出かけたときの短歌です。
指を組み祈る君が宗教画じみて人の生死が入ってこない
ナクキザシ
★★★ Excellent!!!

【第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句の部】／
葉月りり

春雨やしゃべらでいがらこごさ居ろ
葉月りり
最初の二句が衝撃でした。負けた！
友未 哲俊
★★★ Excellent!!!

不器用な雨／
丸瀬まる

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作部門応募作品
つかむのをあきらめた雲　遠くから眺めていれば転ばずに済む
丸瀬まる
★★★ Excellent!!!

ひかりは液体さくらは気体／
詠井晴佳

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト 二十首連作部門 詠井晴佳『ひかりは液体さくらは気体』
春という季節があなたを隠すから、ひかりは液体さくらは気体
詠井晴佳
★★★ Excellent!!!

伝われ鼓動／
羽間慧

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト「二十首連作部門」参加作品。 学校から発想を飛ばし、ほろ苦くも爽やかな青春を詰め込みました。
「好き」とだけ伝えたいのに言えなくて二音の重み肩にずしりと
羽間慧
好きになっても。嫌いになっても。
松井みのり
★★★ Excellent!!!

The romantic comedy．／
碧月　葉

仕事に明け暮れる私は、とっくに恋なんて諦めていた。 でもね、それは突然やってきた。 幸せで切なくて。 日常を彩りだすこの想いの正体はやっぱり……。 「第1回カクヨム短歌・…
君は風　音も匂いも　あたらしく　ここに根を張る　私を揺らす
碧月　葉
★★★ Excellent!!!

桜花翠風歌集／
詩歩子

桜にまつわる短歌を選びました。 桜が咲く季節は誰もが詩人になるもの。
桜が散ってしまえば、この命も止まるだろうか。
詩歩子
★★★ Excellent!!!

虹消ゆるまで／
夏野けい／笹原千波

夏の二十句連作です。 人のこと、人ではない生き物たちのこと、あるいはその交点。
赤き付け爪でサルビア吸つてゐる
夏野けい／笹原千波
★★★ Excellent!!!

夏恋の句 - 甘夏連作 -／
甘夏

夏の恋をテーマに20句の連句としました。 思い出は、甘く切なくそして苦いもの。普遍的な夏のなにかが描けているといいなと思いつつ。 ぜひお楽しみください(*´ω｀*)
夏果の恋やザラメの砂糖煮る
甘夏
★★★ Excellent!!!

酸化していく生活　＜短歌＞／
ゴオルド

日々、酸素と結合して、錆び付いていく人生。 呼吸するごとに酸化は進む。
美しい嘘つけない舌は不良品 　青い柿の実　踏みつぶす帰路
ゴオルド
★★★ Excellent!!!

パラレルワールド　カクヨム短歌・俳句コンテストに応募します！／
詩歩子

カクヨム俳句賞に出す分。 20句連作です。 俳人では鈴木しず子さんが特に好き。 句集も持っている。もちろん、プレバトも。
  • 残酷描写有り
  • 暴力描写有り
  • 性描写有り
保護室にかすかに聞こゆ遠花火
詩歩子
攻めるつもりでなくとも攻めざるを得ない
村乃枯草
★★★ Excellent!!!

たましいは亡びぬものの形容詞／
長門拓

三億年ぶりにみそひともじをひねりました。楽しんでいただければ幸いです。 第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作部門の応募作品になります。 では、どうぞ。
「夜ふかしもほどほどにしろよ」とぬいぐるみが喋らないうちに早く寝なさい
長門拓
★★★ Excellent!!!

生活と地続き／
裏参道

本当は好きなものがあったはずなのに、それを突き詰められないままの生活があるし祖母は認知症だし俺はずっとひとりだけど飲みにはいく。
白亜紀になかった通帳残高の減っていく数 卵の化石
裏参道
★★★ Excellent!!!

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部／
南紀朱里

紫陽花の前にしゃがんだ赤い傘　でんでん虫は悠々歩く
南紀朱里
★★★ Excellent!!!

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部／
雨谷詩穂

ユニコーンみたいに暮らすみずうみに森にあなたを引っ張っていく
雨谷詩穂
★★★ Excellent!!!

想い出の断片／
紫 李鳥

「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト」〈二十句連作部門〉への参加作品です。 【解説】 ※雲の峰：盛夏、聳(そび)え立つ山並みのようにわき立つ雲。 積乱雲。 夏といえば入道雲であ…
偽りは嘘より淡き木槿かな
紫 李鳥
★★★ Excellent!!!

≒17／
四谷軒

日常のよしなしごとから感じた、大体17文字の詩。
青空電線飛行機ゴォーッ
四谷軒
なんとなくがここちいい
だらく@らくだ
★★★ Excellent!!!

【第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部】/1103教室最後尾左端／
1103教室最後尾左端

【第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部】参加作品です。 『淡々短歌』（https://kakuyomu.jp/works/16816927863093961389）からお気…
祖母の背を濡れたタオルで拭くときの気持ちのままで生きていきたい
1103教室最後尾左端
★★★ Excellent!!!

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句の部／
琵琶こと

若かりし頃の感情を表しました
鬼ごっこ 踏むの躊躇う 君の影
琵琶こと
懐かしい小学生の描写が素敵
雲下うさぎ
★★★ Excellent!!!

水たまり凪ぐこともなく／
山田あとり

第１回カクヨム短歌・俳句コンテスト　短歌の部　二十首連作部門
帰るけど　牛乳豚コマ春キャベツ買って帰るけどあの部屋はひとり
山田あとり
やがて透明になってゆく欠落の傷
若生竜夜
★★★ Excellent!!!

「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部」赤ちゃんといっしょ／
彩眠

小さくて軽かったきみ抱き上げて 今は昔と腕がふるえる
彩眠
★★★ Excellent!!!

春のユーレイ／
小鳥 薊

訪れを待ち侘びて、焦がれて、勝手に期待して、ときに懐かれたりも裏切られたりもする。 春と恋愛は似ているな、とふと思いました。 最近思ったことや起こったできごとを詠んでみた春の歌で…
冬を引き摺った心は、浮遊したまま。
小鳥 薊
この心に浮かぶ形はユーレイのようで
日浦海里
★★★ Excellent!!!

花火を見送る／
北谷雪

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作部門　応募作品 北谷雪「花火を見送る」
素麺をしづしづ啜る近ごろは金魚の波紋がやけに恋しい
北谷雪
★★★ Excellent!!!

短歌集１／天城らん／
天城らん

前半は自然を感じるもの。後半は友達との手紙のやり取りついでに過去に書いていたものです。今回新しく書いたもの７首、以前書いたもの７首の合わせて１４首です。
つぼみある落ちた小枝を捨て置おけず　ビイドロの花器で夢を見させる
天城らん
★★★ Excellent!!!

バウムクーヘン／
@cafe_M

バウムクーヘン　口の水分持っていかれるような恋
@cafe_M
★★★ Excellent!!!

最後の猫／
@cafe_M

拾い来て最後の猫だと言い含め
@cafe_M
★★★ Excellent!!!

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部／
イツミキトテカ

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　一首部門
にくきゅうと　名付けた人の顔想う　きっときみ見る私と同じ
イツミキトテカ
★★★ Excellent!!!

フォロワーの“ワー”の部分は楽しくて他より少し大きめに書く／
さなお

フォロワーの“ワー”の部分は楽しくて他より少し大きめに書く
さなお
ふわりと心に落ちてくる、軽やかな感性
若生竜夜
★★ Very Good!!

蝉の抜け殻が、恋をした。／
桜 透空

「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部」二十首連作部門の応募作品です。楽しんでいただけたら幸いです。 『天翔ける』とは空高く飛ぶこと。『足を空に』とは足に地がつかないほど…
夢か刹那、身を焼くほどに喉を枯らし傷心なきみの我はそばにいた
桜 透空
奇妙で絶妙な間合い、余韻滴る純文学作品
@Chie_
★★★ Excellent!!!

怪談～傘もつても濡るる身／
オボロツキーヨ

夜もふける頃、一人の年長の武士が「巷で流行っているといふ百物語をしませう」と言い出した。 井原西鶴の「男色大鑑　武士編」より＜傘もつても濡るる身＞＋「好色二代男」より＜百物語より…
  • 残酷描写有り
殿様たちの百物語
オボロツキーヨ
武士たちが語る百物語はどんなものなのか
神無月そぞろ
★★★ Excellent!!!

変わりたくないね／
糸井翼

カクヨム短歌コンテスト応募作品
糸井翼
私たちは、今日も寂しさと闘って生きていく…。
小鳥 薊
★★ Very Good!!

叶わぬ恋に恋をして／
細蟹姫

恋に恋するお話を歌にしてみました。 短歌は初めて挑戦となりましたが、読んでいただけたら嬉しいです♪
求めるまま　口づけ裂いたイチジクは狂おしいほど私欲を満たす
細蟹姫
★★★ Excellent!!!

ボタンを押してジャンプする猿／
八億児

ゲームに関連する短歌の二十首連作です。 マリオの映画かわいくて楽しかったねえ！ ウッホホホヤホホホウッホホホヤホホホ
人類の進化の果てにいる我らボタンを押してジャンプする猿
八億児
★★★ Excellent!!!

遥か彼方の星／
津川肇

淡雪様の自主企画、第５回私の短歌で物語を綴って下さい に参加するために書いた短編です。 https://kakuyomu.jp/user_events/1681733065786…
  • ★4
  • SF
  • 完結済 1話
  • 1,619文字
  • 更新
私の故郷は、消滅したベテルギウス。
津川肇
★★★ Excellent!!!

憂いの月／
津川肇

淡雪様の自主企画、第４回　私の短歌で物語を綴って下さい に参加するために書いた短編です。 物語のもとにさせていただいた短歌 暗闇に 突如現る 満月に 明日嫁ぐ 憂い嘆く
結婚式を明日に控えた花嫁は、満月を見て何を思う
津川肇
★★★ Excellent!!!

a comfortable space／
アレノアザミ

場所と可能性について。 第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト二十首連作部門応募作品
月のようなところに行けるロケットをきっとホンダが作ってくれる
アレノアザミ
★★★ Excellent!!!

三十一文字（みそひともじ）の花よ咲け／
結音（Yuine）

言の葉に　秘した想いは　密なれど 　心で　召しませ　三十一文字（みそひともじ）を
手折らるる　我はさだめて美しき　彼の瞳に入らんと願い咲きたる
結音（Yuine）
静かに熱を持つ青い炎のような。人の目を惹きつける短歌だと思います。
生永祥