どうも( ^_^)/
立ち読み用と化したジャンプを買ってくる者です。
更新再開です。
『出張れ!歌え!モブレイヴ!!』
恋に世界は救われて
第36話 絵斗那レポート
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890888855/episodes/1177354054893435950これが恐らく終章です。
まだ終わってはいませんが、五作、六作とエンドマークを打っていく中で、自分なりに何を持ち味にしたいのか分かってきました。
キーワードは“軽さ”です。
人間性が軽佻浮薄なのは知ってます。それとは違う、軽やかさを出していきたいのです。
テーマとか思うところはあっても、「しゃらくせぇ!」とぶっ飛ばして、敢えて軽くする。格好をつけるなら、エンタメに徹するとでもしておきましょうか。
『~モブレイヴ!!』を書き始めたきっかけは、世の中にいる最悪な種類の連中に対する苛立ちでした。
でも、それをそのまま書いても、おのれのゲロやウンコにしかならんのですね。
話がシリアスになるばかりで、しかも自己陶酔的です。自分が読みたいとは思えない。
だから、自分の中にあるものを吐き出すだけではだめで、軽さが必要だった。意外と難航しました。
でもその軽さというのが、創作においてとても大切だと学んだわけです。
毎日、「まだ重い。もっと軽く、軽くだ」と言い聞かせながら書いています。
今作も、気が付けば世界規模に問題が大きくなっているのですが、シリアス過ぎず、重すぎず、適当なところでハッピーエンドに収まるような話になるはずです。
むしろ、話を軽妙にするために世界の危機なんていう大仰な設定を使いたがるのかもしれません。
世界がドンパチ大騒ぎになると、個人の問題が薄くなり、軽さが出ます。
逆に学園モノで、日常の謎を等身大の苦悩と絡めて描写すると、すごく重くなる、かもしれません。書いたことがないので分かりませんが。
これは発見です。
これからも、自分の作風を貫くために、世界には何度も滅びかけていただきましょう。
大丈夫、ちゃんと救ってやる。ハッピーエンドは任せろ。