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小説でも“間”がとりたい、という話。

どうも( ^_^)/

『3月のライオン』最新刊を待ちわびている者です。

アニメ化も映画化もした傑作漫画ですが、今日偶然『第24回文化庁メディア芸術祭』のマンガ部門大賞を受賞したインタビュー動画を観ました。

そこで、作者の羽海野チカさんが「ゆっくり読んでもらいたいので、わざとキャラのモノローグやコマの構成を少し複雑にしている部分がある」みたいな話をされていました。

確かに『~ライオン』はじっくり読みたくなる作品だと思っていました。どうやら見事、書き手の術中にハマっていたようです。

文字だけで伝えるのは難しいのですが、縦書きと横書きのモノローグが混在していたり、シームレスに過去現在未来の絵が交錯していたり、背景の情報量が非常に多かったりと、一ページに留まる時間が長い漫画なのです。

それでいて、決して読みづらくない。

漫画の世界に深く没入できます。

そうやって軽く分析するだけでも、やっぱり漫画というのは物語の王様だなと思う次第です。

映画やTVドラマ、アニメーションほど大所帯ではなくとも、一人の人間が描く絵と文字でストーリーを伝えられる。小説には手の届かない領域です。

でも、絵が描けないなりに絵は見せたいし、文字だけでも読み手の時間をもたせる“間”のようなものが欲しいのですね。

そんなひそやかな挑戦をしている小説でもあります。


『百合な彼女の天使と彼氏 ~※この物語は百合ではありません。』
(-_-メ)和) なんか家庭教師、頼まれたんだけど。
https://kakuyomu.jp/works/16816700426392682060/episodes/16816700426887460767


会話の“間”とか、描写の緩急に気を遣うことが少しずつできるようになってきました。

共に精進していきましょう。

というところで、

『一人一作。書き切り、読み切り切磋琢磨。 ラブコメ編』
https://kakuyomu.jp/user_events/16816700427327749568

こちらも募集してます。

エントリーした作品は今のところ必ず読んでいますのでガンガンください。

よろしくお願いします。

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