@nana4no5nvey

その屋敷では『庭師はどんな理由があっても屋敷に上がってはならない』という規則があった。 昭和の初め、叔父の紹介である商家で庭師の職につくこととなった緒方比呂（おがたひろ）は、屋敷…

　交通事故で妻子を一度に亡くした主人公。その夜、霊安室で一人で泣いていると、死んだはずの妻が目を覚まして主人公に語り掛けてきた…。「私はあの世に行っても、あなたをずっと見守ってい…

脳梗塞発症、自律神経失調。だけど人間嫌いで人の助けは避けたい、金もない。なんとかならないか人体実験してみる。 でも食事制限はしない。酒も飲む。どうなりますやら。 退職しました。心…

地球防衛隊、そこは、ごく少数の超sup遺伝子を持つ日本人の精鋭だけが入れる狭き門。 その前の段階であるsup遺伝子すら覚醒していない宇佐田颯天だったが、有る事がきっかけで運良く訓…

その日は縁日だった。

ネット上に「奇跡の一枚」として出回る夢のようにきれいなコスプレ写真。 撮影者の男は、この一枚を足掛かりに写真集出版を計画していたにも関わらず失踪してしまう。被写体は誰かもわからな…

私は、合わせた味が苦手。 アーモンドチョコより、アーモンドとチョコを別々に食したい派。 チョコミントより、チョコとミントの葉っぱ クルミ入りチーズより、クルミとチーズ。 だからこ…

銀幕のスターに魅せられ、仕事ひと筋でここまで来たけれど。 時代の波に洗われて閉業し、シニアになって初めて恋をした。

＊番号は振ってありますが、順番も時系列も何もないです。気になったタイトルを選んで読んでいただければ幸いです。 平々凡々な大学生・岡山桃科（おかやま　ももか）は、今日も坂を下った…

この子だけはなにがあっても推し続ける！といった感情を大袈裟に書いた作品です。 好きなものは、人によって様々で、それが生き甲斐である人もいます。 その人が迷惑をかけていないのであ…

二人の男の死後を描いた対小説になっています。 是非、『天国の掟』と『地獄の掟』を読み比べてください。

うそはな【嘘花】（名） ①特殊寄生植物。人間の嘘を養分として育ち宿主である人を死に至らしめる。 ②嘘花に寄生された者。 ③嘘つきを揶揄する言葉。「─嘘花に喰われるぞ」 ──…

心優しく、過ぎるほどに純粋な科学者のエス氏は、環境問題について悩んでいた。 ヒトが生きるためには、どれだけの心ある動植物を犠牲にせねばならないのだろうか？ 彼は研究に研究を重ね、…

植物と話のできる令嬢は気持ち悪いと婚約破棄され実家から追い出されましたが、荒地を豊かな森に変えて幸せに暮らしました

エジプト、ギザの三大ピラミッド上空より、小型小惑星が落石した。その前日、僕は不思議な夢を見たばかりであり、夢の中で出会った少女と現実の世界でも会うことにより、物語は開始される。前…

巨人機、ロケットナイトを駆り機士達は戦う。 それは正義と利害と国家と国民と領土と外交と戦争と平和と後悔しない生き方の物語。 この物語は実在の人物団体とは一切関係ありません。

とある駄blogが閉鎖されて数年が経つ。 ブログ難民と化した私が日常で思った事や己の作品について、あと諸々。 ダダ漏れてくる自らの呟きをかのblogみたいに連ねてみたい！と思って…

豊臣秀吉が全国を平定し、元号を「瑞祥」と改元した瑞祥時代、家の再建のため、復讐のため、そして三振りの宝刀を取り戻すため、謎の忍びに禁術をかけられてしまった亡国の姫さやと、その従者…

Twitterにてお題を募集し、「人と未知」から着想を得た短編小説。 日常にぽたりと落ちた不可思議な出来事。 どこにでもある地方都市に住んでいる「僕」が街を歩いていると、ふと不思…

一五九二年。日の本は豊臣秀吉によって天下統一され、元号も「瑞祥」と改められた瑞祥歴三年の事。 出羽三山の月山にある忍びの里――月の里で修行中の亡国の姫、坂ノ上さやとその従者紫月の…

魔法がまだ限られたものにしか扱えなかった時代――少年と剣士は出会う 【第一部『創世記』完結済：第二部『草莽記』完結済み！：第三部『飛翔記』完結済み！：第四部投稿中！】 これから…

※「闘うイケメン」中編コンテスト参加のため、60000字にまとめました。 「婚約破棄？上等です落とし前はつけますし逃がしませんよ。」 https://kakuyomu.jp/w…

尊敬しているH先生が亡くなられた。 先生の研究室に残された黒い金庫を開けてみようと私たちは四苦八苦する。 思いつきでとある番号を入れてみると、開いてしまった。 なぜこの番号で…

天才はジョッキを傾け、満面の笑みと対面しながら、ふと邪推してしまった。ほんの少しだけ、ほんの一瞬だけ。それが、金庫破り特集の始まりとも知らずに。

鎌倉時代のある夫婦の悲しい物語です。一読の価値がありますよ！

2021年９月３日。 タクヤ33歳。

　アジール大陸の北西にある、地の最果て。 　その人類と魔の領域を分かつ壁を『フォルザの壁』と呼ぶ。 　そして空に浮かぶ三つの月の中で、 　赤い月が一番前に出る月に一度の『紅月の…

水瀬莉乃は16歳。友人にも恵まれ、彼氏も出来て順風満帆な高校生活であった。 が、ある日、親友の美音（みおん）に彼氏の蓮人を取られて、大ショック！！ 蓮人との思い出のストラップを公…

５００ＰＶ突破！ご覧頂き、ありがとうございます♪ 大学生の速見沙羅はとある事故に巻き込まれて猫又になり、平安時代へと飛ばされてしまった！ そこで出会ったのはあの安倍晴明。さらに癖…

　幽霊は視えるが祓えはしない平凡な男子高校生の立花輝は、ひょんなことから霊媒を生業とする呪い師の高天原美里と出会った。 　彼ら曰く、輝は魂が欠けており、またその身には災いを呼び…

☆おしらせ☆ 　一部を除き非公開状態としました。以降はnote版（URL:https://note.com/soufu3414/n/ndca34e1a1e8f）の記事をご覧くださ…

過剰なまでの独占欲と束縛心・嫉妬心をエルハに向けるリンネ。それを彼なりの深い愛の形なのだと思えるほど、エルハは寛容ではなかった。リンネの異常な愛から逃れるために、ついにエルハは彼…

　社会人二年目を迎える菊地瞬は最近、仕事が順調である反面、プライベートでちょっとした悩みを抱えている。それは高校時代から付き合っている恋人、相澤未来とのことで、ここのところ二人の…

いつの頃からいるのか分からないが、津風時≪ミナトフウトキ≫には幼女の姿をした守護霊『ミヤコ』がついている。 おしゃべりで喧しい、ちょっとわがままで気ままな、妹のような悪友のような…

死者と、その罪を背負い黄泉を流離う女神『佐須良比売（サスラヒメ）』を祭神とする神社に生まれた、異能の少年神主と妹巫女の物語。 一話完結の短編連作集です。 過去にコミティアにて同…

【あらすじ】 　この国には八百万の神といって、かつてはどんなものにも神様が宿っていた。王政再開後、この国にも西洋の科学が流入して神様は姿を消した。 　……時は流れて22世紀末、祖…

詩集　ポエムです。 ラプソディー、狂詩曲を表現してゆきたいと思います。 自分は何故ここにいて、どういう意味があるのか？ 自分は何処からきて、何処へ行くのか？ 深い、深い部分を追及…

「徒然（つれづれ）」とは、「長い時間続く同じ状態」、「することがなく退屈」という意味がありますが、実は、「物思いにふける」という意味もあります。本資料は、「宇宙徒然草」の内容をま…

今年は『日本書紀』成立から1300年目の年。それに関わる四方山話をオムニバスで紹介する。

あの世に不老不死の果実を探しにやってきたサムライ３人組。 無事発見したものの、デキるサムライたるもの、ただ持ち帰るだけでは能がないと考えてしまったのだった。

別れた彼女の事を忘れるために、思い出の山陰本線の若者に見放された海水浴場にやってきた。 その夜、砂浜で若い女の子が裸で泳いでいるのに出会う。 黒い海に泳ぐ少女は、月明かりの下で、…

『義脛記』は平安時代末期の武将である源義脛とその一味の行動をまとめた軍記物語であり伝奇物語。 源義経といえばその伝説的な活躍ぶりや悲劇的な最期から日本で知らない人はいないでしょ…

養和の飢饉や源平の乱で人々が疲れていた時代の、ある雪の日。 樵(きこり)の爺さんが連れてきた男は、傀儡師(くぐつし)の持つ木偶(でく)人形のように何も話さない男だった。 変わり者…

なんとなく気ままに、平安～鎌倉時代の話題をご紹介します。

！カクヨムコン7 読者選考突破作品！ 幽霊が見えるエセ占い師・友野とその助手（自称）でオカルト好きの女子大生・渚が、数々の心霊怪奇事件解明に挑む連作ミステリーホラー ※連作なの…

人々の精神が住む夜だけの街、世界夜。 そこで二十歳の女子・岩東那月は人々の不安から生まれた精神の獣・夜獣と戦い、殲滅報酬の神貨を稼ぐ。 地上を滅ぼせる膨大で不安定な力を得た那月は…

あの家は昔から怪物を飼っている。 怪物はうつくしい少女の姿をしている。 怪物は友だちの言うことをきく。 怪物と友だちはいつまでも仲良し。 この世の果てまで二人きり。