斉賀 朗数

百百百百さん主催の再会アンソロに書き下ろさせて頂いたものです。

大槻ケンヂさんが属するバンド、特撮の「文豪ボースカ」と大槻ケンヂさんの小説「くるぐる使い」やその他周辺の色々からインスピレーションを得て書いた作品。 同人誌、大槻ケンヂトリビュ…

ナナとナツ。透明と半透明。好きってなんだろう。 曖昧書房『チョコミントアンソロジー　たとえ歯磨き粉といわれても』収録作品。

掌編・短編程度の純文学やホラーやSFなど。 以前に書いた、【汪溢する言葉】という掌編・短編をまとめた作品の続編であり派生であればと思っています。 気が向いた折に更新します。 …

自分が詩だと思うものを投稿します。 気になるタイトルのものを、ご自由に読んで頂ければ嬉しいです。 詩というものに詳しいわけではありませんが、美しい言葉を見たいし読みたいという気持…

両親の離婚、援助交際、飼い犬殺し犯殺し、色々あって愛ってやつがなんなのかを考える、弁当の上に前日の夜食のラーメンを吐いてしまった女子高生マナと、貰いゲロした女子高生さくちゃんと、…

ゆるくゆるく更新します。 ———— 巴里 虹（ともさと こう）は、食人について、流音 一政（りゅうね かずまさ）から話を聞かされる。 それがどうしたと思った巴里だったが、不意…

B級映画といえば、ゾンビと鮫。 ゾンビは、すでに漫画や小説の世界にも多く波及している。 それでは鮫はどうだろうか？ 私の知る限りでは、日本では鮫小説はあまり普及しているようには思…

視線を感じたらしいの。 カクヨムに起こった異常の事実を知った時、背後に立った誰かの視線。それを知ってしまったものは、カクヨムの世界で書き続けるのか。それとも、アカウントもろとも消…

「視線を感じる」 その時には、もう遅かった。

視線を感じるような気がするのは、自分がこそこそと動いているから、沙也加が隠しカメラでもつけているからかも。なんて。 でも、それも今日で終わるだろう。 結婚して三周年。 あの時、買…

視線を感じた。 夢から覚めて、カシマさんの呪いから逃れられた。でも、この視線はなんだろう。 ※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。

視線を感じた。その時にはもう遅かった。 口裂け女や人面犬から逃げても逃げても、どこまでいっても、都市伝説のオンパレード。もう逃げ場はない。 スラップスティックホラー。 開幕。

視線を感じる。 それはチェーンメールを止めてしまったことに対する罰なのだろうか。 チェーンメールのルールは、ただ指定された人数にそのメールを転送するだけ。 そんな簡単なルール。そ…

「視線を感じるの」 その言葉を残して消えていった播磨美奈（はりま みな）。 その言葉が残って消えない傷になった小栗三助（おぐり さんすけ）。 播磨を追い求めるあまり、都市伝説を調…

『視線を感じたい』 そんな風に感じているメリーさんの電話の三代目、麻里（まり）さんは、似た都市伝説（もの）同士である、さとるくんに後ろに立ってもらって一つの質問をしたかった。 そ…

※物語にストーカーの要素を含みます。苦手な方は、読むのをお控えください。 『視線を感じるの』 そんなメッセージを父親に送るくらいに、ミナは私の気配を感じ取っていてくれているのか…

『視線を感じるの』 そのメッセージを最後に娘のミナからの連絡が途絶えたことで、以蔵（いぞう）は組織の関与を確信する。 昔の感覚を取り戻し、復讐のために動く以蔵。 これは彼の妄言…

二一一八年、世間ではミステリィといえば空想推理小説（ガジェット・ミステリィ）が主流となっていた。 アガサ・クリスティやコナン・ドイルといった本格派の推理小説は、古典推理小説（アナ…

パンツラバーの杏(あんず)は、同僚の翔一(しょういち)に恋心を抱いている。 しかし今年に入ってTバックを十着近くは買ったという話を翔一に聞かれてしまって落ち込んでしまう。 それに…

尾道桜(おのみち　さくら)の前に現れたのは、八年前に都市伝説を試した――からなのかどうかは分からないけれど、行方不明になっていたタクローだった。更に彼の容姿は、行方不明当時の十二…

「ようちゃんはどこや？」 総合病院に勤める看護師の洋子は、記憶障害の父が口にするこの言葉を呪いと感じていた。 四方八方へと散らばる思考に、まとまりは無い。しかし、そこには確かな人…

自分の思う純文学とは何かを書いて探っていくつもりです。 一話一話独立した内容になっているので、気になったタイトルがあれば読んで頂ければ嬉しいです。 気に入らないタイトルはスルー。

※性描写や不快な描写が含まれますのでご注意下さい。 一般的にクズと言われて遜色ない友哉は、賃貸の契約を解除すると結子に連絡をする。 「もう家無いんだよ。一人暮らし終わりにしたか…

印象的な靴を履いて、今時のおしゃれな服装に身を包んだ一人の女性。彼女は問う。 「今の生活に満足している？」 人生と言う問いに、答えを求めるのは間違っているのだろうか。 《喜び》…

宙に浮く四角い箱を見つけた女。 危機感の薄れた彼女の未来とは。