あなたのそばで、あなたを感じていたい。

※物語にストーカーの要素を含みます。苦手な方は、読むのをお控えください。

『視線を感じるの』
そんなメッセージを父親に送るくらいに、ミナは私の気配を感じ取っていてくれているのかもしれない。
そんな風に考えてしまう衣莉（いり）は、ミナを愛するあまりミナの鞄に盗聴器をしかけたり、ミナのスマートフォンを遠隔操作できるようにして、ミナを監視していた。
そんな中、ミナはなにかの気配に怯えているような素振りを見せる。
それは衣莉の気配なのか、それとも……



※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
※作品内の犯罪行為を推奨するものではありません。