こんにちは。
少しだけ寒さも緩んできました。
コブシやモクレンがその時に向けて蕾を膨らませ、梅花はちらほらと寒の空に色を添えつつあります。とはいえ、余寒の冷え込みもまだ厳しく、朝は辛いですね。
いかがお過ごしでしょうか。
わたしは忙しさにログインすらできない日々でした。
通知も溜まっていて、足をお運びいただいた方々にお礼を申し上げることもできませんでした。
この場を借りてお詫びいたしますとともに、足を運んでいただきましたこと、感謝いたします。
珍しく章のはじめにノートを更新しています。
先のノォトで記しましたが、完結から三ヶ月。冷静な目による前作の再推敲に取り掛かっていました。開幕一年目(完結三ヶ月目)に作業を開始しましたが、先に述べました通り仕事が忙しすぎてログインもままならず、時間ばかりが過ぎていました。
僧推月下門、それとも僧敲月下門?
考え続けた賈島は、韓愈の助言を仰ぐことができました。
わたしはひとり、懊悩。ある場面、大幅な修正を施すべきか否か。
敲く、推す………
悩みながらもとりえず……
蹴ってみました。
少し乱暴で、自身が納得し尽くしたわけでもなく改悪かもしれません。
そこはしばらく冷却期間をおいて、また数ヶ月後に見直したいと思っています。
今回は再推敲を一区切りして、また創作していくためのノートでした。
再推敲にあたって、一年前に作った設定資料などを見かえしてみました。年表、章の相関図、地理・地形や特産品、天候の考察など諸地域世界の概要を色々作っていて、昨年の自分の暇さ加減に感動しました。
前作『遍歴』はこの動かせない年表や章の相関図(この図はいずれ)が先にあって、お話を進めていました。現在進行中の『或る花』は、前作との接点を三つだけ用意して、あとは何も考えていません。
前作とは設計思想の全く異なるこのお話を、クロスオーバーする箇所で落ち着かせながら進めていく、といったところでしょうか。
今章はその一か所目。こうしたクロスオーバーの中で、前作の登場人物たちを使って、前作で語りえなかった部分を出していけたらと思っています。
それでは数日後。この章の終りのノォトで。14/02/2023
https://kakuyomu.jp/works/16817330648700768283/episodes/16817330653233956905