「ひかりのどけき春の日」は遠く
「卯の花をくたす長雨」の季節となりました
こんにちは。ご無沙汰しております。
ひさかたぶりの投稿でした。
一つ前のノォトではケープやコートを話題にしていたのに、今やもう半袖やノースリーヴの時期ですね。
溜まりに溜まった通知に、予約投稿の仕様変化など、戸惑うばかりです。
この数ヶ月、本当に仕事が忙しかったです(今も忙しいけど)。
上の方は「抜擢」とか「よかれと思って」やっているのでしょうが、新しい局面には慣れるまで時間がかかります。「嫌になって辞めても知らないぞー」なんて思いながら、ぼちぼち日々を送っていました。
ベランダの植物に水をあげる朝のひとときが、ホッと癒しの数ヶ月でした。
さて、前章は「不義文学」を主題にして「もうしばらくこのテーマは書きたくない」なんて感想をこのノォトに書いていました。そして今章は、「娼婦文学」を目指して早々に挫折しました。
『ナナ』とか『椿姫』とかに代表される「クルチザンヌ」や「ファム・ファタル」的な何かを目指していたはずなのに、想像もできない世界すぎて無理でした。そもそも男女の機微に疎い、恋愛に慎重すぎる、そんなわたしが書ける類のテーマではないですね。
前章・今章に共通するのは、結局のところ「裏切り」。わたし自身の倫理観的にも、扱いに苦慮したふたつの章でした。
ともあれ、第一章のその後を書いた前章に引き続き、序章にもひとつの決着をつけてあげることが出来ました。
書きながら聴き、奏でた今章ノオトはThe BEATLESの“While my guitar gently weeps”です。ビートルズは英語の教材(別の曲)で知り、せっかくだからと色々と聴いてみる中でこの曲に出会いました。彼らの曲の中で一番好き。咽び泣くギターがかっこいいです。
梅雨の季節を迎え、しばらくは過ごしにくい日々が続いていきますが、どなた様もお身体にはお気をつけください。
できれば次は、あまり間隔を空けずに書きたいなと思っています。
「ひさかたの月の桂も秋はなほ」なんて季節に投稿しないように気をつけたいです。16/06/2024