こんにちは。
もうすっかりと秋の空。日差しも和らぎ、過ごしやすくなりつつあります。
いかがお過ごしでしょうか。
六月半ばのこの場所で、「できれば次は、あまり間隔を空けずに投稿したいなと思っています」なんて書いていたのはどこの誰? 空いた期間は四ヶ月!
決して書くことに、飽きていたわけではありません。
忙しさに若干のアパシーをまぶした日々でした。
物事の歯車がうまく噛み合わない気がして、自分の中では色々と低調。でも周囲から見たらいつも通り。
涼しくなって、何となくアパシー解消に向かいつつあるとこです。
しばらくぶりの「書く」という行為が、自分のテンションをあげることにつながればいいな、なんて思いながらの一週間でした。
とはいえ、次は何ヶ月後になることやら。
まぁ、わたしの書くものはそんなに読まれる類のものでもないですし、そもそも文章を生業にしているわけでもありませんから書くことに追われるつもりありません。「書ける時に、書きたいことがあるならば」、このスタンスでいいと思っています。
さて。本作も終わりに近づきつつあります。本当は一年で終わらせるはずだったのに、大いに遅れてはや二年。
今章は、メインストリームとは別の時間軸。前作第一章の後という設定。そして、珍しくあからさまなファンタジーしてみました。
本作は、カクヨムさんでは「異世界ファンタジー」分野に籍を置いています。
昨今のラノベ系サイトが示すところの「異世界ファンタジー」の主流が何であるのかは理解していますが、他に適当な分野を見出せず、そうしています。
わたしが書くものには一般的な「ファンタジー」を構成する要素は何も出てこないので、その分類に籍を置いていることを心苦しく思う時もあります。
それでも「中世を模した世界」だから現実とは違う歴とした異世界だと開き直ってます。
とはいえ、中世盛期の慣習法などをもとに世界を作っているので、逆に「中世感」が薄れているような気がします。なんか、ローブ・デコルテとかクリスタル・シャンデリアとかヴォーバン風の稜堡式要塞でも出した方が一般的な「中世感」が出てしまうんじゃないかなんて思ってます。
話がそれました。
確かに剣も魔法も転生もないけれど、決してファンタジーであることを諦めているわけではなかったりします。
夢や幻視、時を超えてつながる物といった古典的な形で、ファンタジーしたいと思っています。
現実にそんなことが起こるわけない、けど、感受性の強い人にはこれくらい起こるかもしれない。そんな微妙な感じですけど。
書きながら聴き、奏でた今章ノオトはロシアのロマ(ジプシー)の民謡“ две гитары(二つのギター)”。大好きな曲です。エキゾチックな旋律、静と動のドラマ。作中の舞踏はこの曲をイメージしながら描きました。
深まりゆく秋。
静かな秋の夜長は、書く読むにはうってつけの時間。
書くことに飽きが来ないうちに、投稿間隔の空きを作らず、といきたいものです。
それでは。09/10/2024
https://kakuyomu.jp/works/16817330648700768283/episodes/16818093084581207575