小稲荷一照

人の探求と欲望が、竜と巨人と悪魔の争いを呼び寄せ、全てが星の渦の彼方に消え去ったあとの時代。 文明が崩れ去り再び静かになった世界の片隅で、それでも人々はそれぞれに求め争い暮らして…

ネット小説は脳に効く。 というお話。 ボクが死なずに生きていけるのは、色々なところでネット小説をかけているおかげでもある。 その程度には感謝している。 読者が多いほうがより良いし…

何となくありそうな会社の夕方の風景。

失恋した日に星の愛を激しく実感した話。愛っておもいよなぁ。 流れ星くらい気楽なら良いのに。いやいや流れ星のような愛ってのも熱いよ。熱すぎるよ。 という短編。

子供たちが盗まれた自転車を追っかけて、街中をいろいろいったり来たりする話。 魔法は出てこないファンタジー。

自宅の前で女に泣かれたので、仕方がないので鍋を食わせてお家に帰らせるお話。

大人にならないと価値がわからない実用書。 それが教科書。 仕事の出来が悪いなぁ。と思ったら、心を落ち着けるつもりで教科書読むんだ。 仕事の説明の仕方が書いてあるかもしれない。

　屋敷を賭けて決闘した挙句に子供を産ませた男が、自分の気分のままに女士官に結婚を申込んだところ、百万丁の小銃と二億発の銃弾を軍に納入するように求められた。 　剣と魔法と黒色火薬の…

小説は元来単独で成立する線形情報なのだけど、実態としては高次情報を取り扱ってもいるので、解読には暗号鍵が必要になる。 一般にその鍵は常識や風俗或いは科学技術や定式化された理論等で…

ネット小説に表現規制が僅かでもあるとすれば、 それは悪意によるものだけだ。 ネット小説に理解などというものがあるとすれば、 それは傲慢によるものだけだ。 取材に命と金のかかるノン…

年号として昭和が終わり平成が始まった頃。 遺産相続の依頼を受けた弁護士が奇妙な事件に巻き込まれ、少々の危険と冒険を求められ、しかし彼の知らないところで事件はやがて決着する。 物語…

論文形式であれば必要なことは最初と最後にある。 小説であれば時間つぶしのためにも順番に読むことはおすすめしない。 推理小説や冒険小説であれば、中程から読み始め終盤に至る前に、次第…

失業して家を妻に譲った男が実家の仏間の中から異世界の鍵を見つけ、日通いで異世界に出勤して領主をやるお話。 領主というものは権威だよ。 揺るがず訴えを聞き、汗を流し、ときに首を切る…

凪いだ海でちょっと驚いて、だからってことなんだけどね。 まぁアレだ。今は色々助けてくれるから簡単なんだけどね。

男が二人で海のど真ん中で退屈しのぎに自分の仕事について愚痴をいいます。 多分それってハードボイルドだよ。 たとえ恋人に逃げられたような愚痴でもな。