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日常系で生活

赤道直下辺りの島。けっこう高い上に広い台地。
 「ご主人様」がゐる。
 お屋敷のある処は、ヤム(トロロにする系のお芋さん)の、近所の部落の人からは「島一番」といはれる物が出る処で、お屋敷が建った後もまだ、軽羹のやうなものを作る際ここから掘られる。てふかキッチンガーデンのやうなものが展開してゐる。

 その酋長さんは、諸外国との折衝、他、いはゆる伝統に基づき、娘をメイドとしてお屋敷へ行かせる。気候の関係でホワイトブリムにブッファンスカートとか
 酋長さんの息子さん。反体制派。なにがしかで政治、統治に関するいろいろを勉強するため、お屋敷へ通ふ

 旦那様は英国のジェントルマンをモデルに。カール・マルクス先生は、イギリスのインド支配を高く評価してをられる。
マルクス先生によれば、インド人は、ろくでもない搾取者の侵略には民衆が立ち上がるが、いい支配者にはなびくとか。(まだ調べてない)
 エゲレスは、元気な人を訓練してジェネラリストな人を作って植民地へ送りまくったさうである。なので、暴動があると植民地の経営をやってるおいさんがまづ頭に立って、鎮圧に行ったさうである。たぶんかう言ふやうな鬼畜に侵略されたら、自分の郷里を侵す毛唐には違ひないが、一定の敬意は持つと思ふ。だからと言って共産主義の偉い人が評価するのはいかがなものかとかはいいや。

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