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ギリシャ神話は鉄板

 エロース ウェヌスとウゥルカーヌスだかヘパイストースだかでなくてアレースかマルスとかの子。
 以下WIKIも参照 アプレイウスの『黄金の驢馬』くらゐは図書館にあると思ふ。
 プシュケーは、ものすごい美人のおねいさんだったので、ウェヌスに嫉妬され、息子のエロースへ、「超きもい人とくっつく」やう縁結びをさせる。
 ミッション中のエロース、事故で自分の所へも貫いてしまふ。
 プシュケ―のご両親、とりあへづアポロンの信託を得て良縁をお願ひすると、そんなわけなので「凶悪極まる悪人」と然るべき山で添ひ遂げると言はれる。

 プシュケ―、一応然るべき山へ行く。ママの言ひつけを破ったエロースは、嫁へ贅沢の限りを尽くさせるが、顔は見せない。
 呼ばれて来た、プシュケ―姉ズは、何とか(リア充爆発しろ関係から)言って、夫の正体を見極め殺せと進言、実行させる。顔見られた旦那、蝋燭でやけどして逃げる。この辺はシンデレラ伝承(姉に嫉妬される、彼氏と遭遇する点)と似ると、アト・ド=ヴリース「イメージ・シンボル事典」に書いてある。
 
 ウェヌス 息子が変な女とくっついた(WITH物理的なやけど付)のに劇怒、プシュケ討伐を命じる。プシュケー、ケレスとかユノーって神様の所へ行くが拒否される。

 プシュケ―、ウェヌスの元へ行く。ウェヌスは折檻する。穀物の分別とか金の羊毛を刈るとか龍の泉の水を汲んでくるとかに関するありんことか葦とかエロースが可愛がるユピテルの大鷲とかは参照。
 ラストのミッションで、「プロセルピナから美を貰う」と言ふものを受け、タブーを破って美の入った箱を開けるとプシュケ寝る。
 エロースなんとかなって、おねむのプシュケーを起こして、いろいろあって姑との仲もよくなりゴールインしましためでたしめでたし。

寝るお姫様を矢じり当てて起こす点が「ねむり姫」と似ると「イメージ・シンボル事典」に(ry

 ウゥルカーヌスとかヘパイストース ご都合主義的な発明家としての鍛冶屋。具体的な「きもい」は禿、片足が駄目(ちんばである他、「もののけ姫」に出て来るやうな足踏み式のふいごを使ふので、足が扁平)、隻眼(「使ってる方がだめ」説と「作業中瞑ってるので」説があるさうな)。愛人の子供なのだが、なんとかなるか。

 ミッションを 女神の欲求と解釈し替へる。

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