碧郎器(「ピランギ」) メカは大体フランク人が傳へるもので、武器系に多いので、支那で土着のカタパルトあるけどハイパーな奴とか大砲関係とかを指す語。
宮崎駿関係(『宮崎駿の雑想ノート』では、清朝支那が戦艦をドイツから買ってどうたらの辺を衒ひもなく書き、「フランスから買ってればもうちょっとカッコイイものに」とか書いてゐる)では、あまり問題にされないが、押井守大先生は、近世後期から中華人民共和国成立時辺りまで、支那(あるいは満州で伊達順之介とか満州御菊とかの馬賊の皆さんがドイツ拳銃振り回してた件も含め)へドイツの武器が、どう言ふルートをたどってきたかわからない点を指摘して(『雷轟』)ゐる。
ピランギはアレだ、「ン音と濁音」といふ鉄板ロボ名のデフォルトに合致する。キカイオーぉおおお KADOKAWA関係なら、ああ、学天則はいいけど健全ロボダイミダラーはダメぢゃないか。押井守「ガルムウォーズ(小説の方)」にガンゲアハってロボが、ううっ。
明末清初期、西欧からキリスト教広めに来た伝道師が、伝道を却下されてゐるが、文物はいろいろ齎して儒教習って帰ってゐる。うーん。