koumoto

独特の冷たさが漂う、怜悧な筆致で綴られた、性への違和感、居心地の悪さ、嫌悪感。そのような感情に少しでも覚えがある人なら、救いのように感じるエッセイではないでしょうか。

人は怒ると、普通、言葉が乱れます。怒気にあふれた声や言葉には、近寄りがたいものがあるし、あまり見栄えがいいとはいえない。怒りが憎悪にまで高まると、言葉はなおさら醜くなることが多いで…続きを読む

本に関する文章が好きなので、読書遍歴、偏愛する本、などなどの話題には、つい飛びついて、読みふけってしまいます。この読書記録は、紹介される作品にＳＦが多いので、ジャンル愛好者は楽しみ…続きを読む

詩というのはすべて、言葉のガラクタなのでは？　などと考えてしまうタイトルの詩集。ガラクタでもいいや、というような、ちょっと投げやりで、それでいて寛容さやユーモアも感じさせる、温かみ…続きを読む

　未来の世界の未来のゲーマーの語る未来のクソゲーたち。ハチャメチャなアイデアに満ちた未来のゲームを語りながら、そのゲームの背景としての未来の歴史、未来の風景も描写されていく。ゲーム…続きを読む

　何度こころを救われたかわからない。 　第一作の笑わないだけではなく、その後のシリーズ作品、イマジネーターにも、パンドラにも、歪曲王にも、夜明けにも、ペパーミントにも、どれだけ助け…続きを読む