昨年の冬から今年の春にかけて連載していた、寡婦で3人の子持ちでおデブな萬姜さんが活躍する小説ですが。10万字を越えたところで、どうにも纏まらなくなってしまい、非公開にしてしまいました。しかし今回、再び、書き直しつつ連載することにしました。
縫い物大好きな萬姜さんが、恋愛も含めていろいろなことを経験して、最後に自分の呉服店を持つというのが、もともとのお話なのですが。これに3人の子どもたちの成長と恋愛も絡ませると、とても13万字くらいでは収まりそうにありません。(>_<)
それで書き直しは、着飾ることの嫌いな白麗お嬢さまをなだめつつ、彩楽堂の豪奢な着物を着せつけて花見の宴を成功させ、毒蛇・園剋の鼻をあかすという、ごくごく前半のお話で纏めてみようと思います。これに慇懃無礼な家宰の允陶さんとぐいぐい押してくる彩楽堂の主人と不思議な舜老人3人を絡ませます。そして、時々、無口な大男の魁堂鉄と、やんちゃな子どもの神さまもちらちらとご登場を……。初めに書いていたものより、恋愛要素が少なめです。
この展開で13万字前後で収まればいいのですが。まあ、今回が無理なら、3度目も4度目もあるということで、ぼちぼちと頑張ってみます。書けるところまで書いてみようと思うので、現在連載中の『白麗と荘興』は、しばらく休みます。
酷暑で脳みその働きが停止となり、新しいお話が作れません。しかし、書き直しに挑戦することで、まったく書かないという状態は避けたいと思っています。
白麗と萬姜と3人の男たち
https://kakuyomu.jp/works/16817330666699856421