80万字で完結していた『白麗シリーズ』3部作ですが、近日中に書き直しを始めます。
以前に書いていたものは、荘興と荘英卓の父子の長い長い物語でしたが、書き直しは50歳となった荘興を主人公に据えて、15万字前後くらいでまとめる予定です。
30年をかけて探し求めた白い髪の少女を手に入れたものの、天上界の神と少女が求めていた相手は自分ではなかったと気づいてしまう、50歳の初老の男の悲哀を書いてみようと思います。たぶん、荘興が白麗と出会い、出奔していた息子の荘英卓が戻ってくるところまであたりとなるかと……。
その代わり、任侠集団<荘本家>に関わるかっこいい強者(つわもの)たちの描写に力を入れるつもりです。中華ファンタジー小説の王道(!)を目指そうと思いますので、前回のラノベ風の巨乳とか入浴シーンはすべて割愛です。(笑)
あっ、それから、精神的ストレスを避けるために、完結は目指していません。もしかしたら、休筆という名の中断がもあるかもです。
粗筋的には、前回とまったく同じです。
自己満足を求めての書き直しなので、前作をすでに読んでくださった方々には、「なんか、書いているみたい」と、優しい眼差しでスルーしてくだされば、嬉しく思います。