• 創作論・評論

あなたはなんでもそこそこ出来る……<1>


 昨日の近況ノートに書いた母の洋服お直しですが、なんとか完成しました。

 昔々流行した大きな肩パッドを外して、そのぶん落ちてしまった袖付け位置を解いて縫い直しました。肩は目立つ場所なので、失敗しても悔やまないと自分に言い聞かせて、鋏を入れ縫いました。

 その結果、思った以上にきれい直ったので嬉しいです。

 それから、直し方の検索をしていて、肩パットではなく肩パッドであること、それからいまはなんと直接肩の素肌に貼りつけるシリコンのなで肩矯正パッドや、下着の肩にパッドをつけたものなどあることを知って、なんか賢くなった気分です。

 これらを上手に使えば、服を直すより簡単かも知れませんね。

 さてさて今度は、この勢いのまま、次は裏付きジャケットの袖丈を出せるだけ最大限に出してみようと思います。袖丈を切って詰めるのは簡単ですが、出すのはかなり難しいのですが。



 ところで、今日の近況ノートの題『あなたはなんでもそこそこ出来る……』なんですが、これは手芸クラブで知り合った友人が、かなり以前に私の手芸作品を見て言った言葉です。

 最近、縫い物をしていると、しょっちゅうなぜかふいに思い出します。

『そこそこ』って言葉の感覚は、私にはあまりいいイメージはないので、初めは「えっ?」と返す言葉を思いつかなかったのですが。いま思えば、友人には褒め言葉だったみたいです。言葉の意味の捉え方は人によって違いがあるので面白いですね。でも顔の表情が見えないSNSだと、誤解のもとでしょう。

 そうそうこれも昔々の話ですが、ブログのコメントの最後に必ず(苦笑)とつけられる方がいました。私にとって苦笑とは相手をとがめる意味があると思っていたのですが、その人にとっては、自分をちょっと貶める(にが笑い)として使われているようでした。

(苦笑)を理解するのに、『そこそこ』と同じくかなり時間がかかりました。どちらも瞬間的にブチ切れなくてよかった。(笑) 真理を知るためには短気は禁物ですね。

 あらま、いつものように話は横道に逸れてしまって、肝心の『あなたはなんでもそこそこ出来る……』について、最近の私が思うことを書けなくなりました。

 お直しした服の画像とともに連載してみようと思います。
 

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