『萬姜さん』は30話となり7万字を超えました。
初めの予定としては、こんなにもたもたするつもりではなかったですが…。
『白麗シリーズ』の中から萬姜さんが登場するシーンだけ抜粋して、ちょこちょこっと書き足したらよいと考えていたのに。何もないところから書く小説のように、書きあぐねています。キャラクターの造形が出来ているだけで、あとは新規の物語を書いている気分です。
そして、ずるずると言葉が浮かぶままに、文章を書き連ねています。
いまは、言葉が浮かぶだけで嬉しい…。
そのうちに寄る年波で、「あれ」とか「これ」とかで、語彙が思い出せなくなくなるのだろうと思います。話し言葉だと、「あれ」も「それ」もありですが、さすがに小説だとそれでは成り立たないでしょうし。(笑) ぐだぐだとしつこい文章も、書けるうちが花と、自分を慰めています。
先週の連休で2泊3日の旅行に出かけ、帰ってきたら、夫が予定していた手術で入院しました。その前にいろいろな書類に記入していて、「あらま、夫は77歳で、私は72歳。これは完璧な老齢夫婦だな」と、あらためて痛感。
特に夫は昨年まで働いていたこともあり、「あと、5年。なんとか夫婦ともに元気な日々が過ごせますように」と思ってしまいました。正直言って、同年代のご近所さんたちは未亡人の一人住まいが多くなってしまいました。
話は戻って、先週の旅行は、私たち夫婦と長女と絵の上手な中学1年生の孫との4人旅。「ゴッホとモネとフェルメールの絵をたくさん見たい」という孫の希望で、美術館へ。孫のあまりにも贅沢な希望が叶う美術館があるのですよ。
さて、どこでしょう。