カクヨムコンの応募期間が2月1日で終り、読者選考期間も昨日の2月8日で終わりました。
書く方は10万字超えの規定に到底届かずで頓挫しましたが、読むほうはぎりぎりでフォローさせていただいてものを完読することが出来ました。しかしながら、何作もの作品を更新を追いながら読みましたので、それぞれに印象が薄くなってしまい、レビューは書けずじまいとなりそうです。
物語りの終わりが近づくにつれて、「こんなレビューを書こう!」という思いがふつふつと煮えたぎってくることを味わうことなく、いくつもの作品を読み終えてしまったことに、ものすごく残念な気がしています。♥の数では作者様に貢献したとは思うのですが、読むという自分の立場で考えると、読んだことが自分の血肉になっていないのは、虚しいというよりも損をした気持ちです。
そうそう、小説の始まりのごく初期にレビューを書くという行為も、どうなんでしょうか? 私も最近連載途中の『萬姜さん』にレビューを戴いてそれがものすごく嬉しかったので偉そうなことを言えない立場ですが。ちょうど、主人公を寡婦で子持ちで太ったおばちゃんにすることに迷いがあったので、肯定的なレビューはとてもありがたかったです。
でも、同じ創作者としての利己的立場から考えると、レビューは完読して感想を熟考してから書いたほうが、小説を書き続ける自分のためにはなると思うのですが。レビューをいただくのも嬉しいですが、何よりもその方が小説を書き続けていらっしゃる状況のほうが、私の書き続ける励みになります。
ものすごく難しい問題提起なので、言葉足らずで不愉快な思いをされましたら、申し訳ありません。お願いです、レビューを消さないでくださいね……。
さてさて、マイページの未読ありもカクヨムコンに応募されていない1作品のみとなり、すっきりと片付きました。現在、冬季鬱状態で、毎日を家の中で鬱々と過ごしています。カクヨムコンも終わったし、この連休は旅行も計画しているし、すこしずつ暖かくなってくるしで、来週からは気持ちもあらたにカクヨムとお付き合いして、カクもヨムもマイペースで続けようと思っています。