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第9回カクヨムコン&これからのこと<2>

 
 カクヨムコンの応募期間が2月1日で終り、読者選考期間も昨日の2月8日で終わりました。

 書く方は10万字超えの規定に到底届かずで頓挫しましたが、読むほうはぎりぎりでフォローさせていただいてものを完読することが出来ました。しかしながら、何作もの作品を更新を追いながら読みましたので、それぞれに印象が薄くなってしまい、レビューは書けずじまいとなりそうです。

 物語りの終わりが近づくにつれて、「こんなレビューを書こう!」という思いがふつふつと煮えたぎってくることを味わうことなく、いくつもの作品を読み終えてしまったことに、ものすごく残念な気がしています。♥の数では作者様に貢献したとは思うのですが、読むという自分の立場で考えると、読んだことが自分の血肉になっていないのは、虚しいというよりも損をした気持ちです。

 そうそう、小説の始まりのごく初期にレビューを書くという行為も、どうなんでしょうか? 私も最近連載途中の『萬姜さん』にレビューを戴いてそれがものすごく嬉しかったので偉そうなことを言えない立場ですが。ちょうど、主人公を寡婦で子持ちで太ったおばちゃんにすることに迷いがあったので、肯定的なレビューはとてもありがたかったです。

 でも、同じ創作者としての利己的立場から考えると、レビューは完読して感想を熟考してから書いたほうが、小説を書き続ける自分のためにはなると思うのですが。レビューをいただくのも嬉しいですが、何よりもその方が小説を書き続けていらっしゃる状況のほうが、私の書き続ける励みになります。
 ものすごく難しい問題提起なので、言葉足らずで不愉快な思いをされましたら、申し訳ありません。お願いです、レビューを消さないでくださいね……。

 さてさて、マイページの未読ありもカクヨムコンに応募されていない1作品のみとなり、すっきりと片付きました。現在、冬季鬱状態で、毎日を家の中で鬱々と過ごしています。カクヨムコンも終わったし、この連休は旅行も計画しているし、すこしずつ暖かくなってくるしで、来週からは気持ちもあらたにカクヨムとお付き合いして、カクもヨムもマイペースで続けようと思っています。
 

 

4件のコメント

  •  明千香様、コメント失礼致します。

     開始直後の★は根拠が不明なのですね。
     私は長編なら最低でも二万字は読まないと★も★レビューも付けません。
     設定が斬新な場合は二万字でポンと★レビューを書いて「皆さん読んでね」とアピールします。
     設定がありきたりだと、他の作品との差が見えるまでは★レビューは書きません。それでも八万字くらいには書いてしまうんですけど。

     書き手としては早めに★をもらえると潜在読者が増えるのでありがたいのですが、差がないときの★だとすぐ去られてしまうんですよね。長続きしない。
     だから「ここから他の作品とは一味違います!」という★レビューがいちばんありがたいんですよね。

     明千香様も、無理のないカク活、ヨム活をお送りくださいませ (^ ^)
  • こんにちは

    レビューの贈り方、受け止め方は本当に人それぞれ(なろうにいくと、その辺りのエッセイが、もーてんこ盛りですよw)なので、遠慮なく語ってくださって大丈夫だと思います。

    今回のレビューは、読者の方に向けて、「この話、絶対面白くなる!」「もっと読まれても良いのに!」っていうアピール目的でつけさせていただいたものです。
    『萬姜さん応援し隊』ですから、レビュー消したりなんてしませんよ〜☆

    これからも応援してます(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)

  • カイさん、コメントをありがとうございます。
    ★レビューへのカイさんのこだわり、さすがですね。

    私は5年以上カクヨムに在籍して、いろんな作品を読んで、いまのところ、仲間内の読み合いは自分の作品の出来不出来には関係ないという結論に達しています。あれは交流という甘い餌で、カクヨムさんが広告数を稼いでおられるだけかと。(笑) 
    ただ読み合うことでモチベーションが上がり、よい作品が生まれるということもあるので、賑やかに交流するか、孤高を保つか、どちらを選ぶかは作者様のタイプもあるのでしょうね。

    自分のタイプを見極めて、交流疲れで小説を書くことを止めたとはなって欲しくないとは、老婆心ながらに思います。わぁっと騒いで、カクヨムを去られる人があまりにも多いので。

    カイさんの返信を読んで、私は人の作品のよりも、自分がいかに書き続けるかにしか、関心がないのだろうと改めて思いました。皆さん、一度初めてしまった小説を書くということに対して、筆を折るという恐怖心に苛まれることがないのかなあ…。
  • 古森さま、コメントをありがとうございます。

    こっそり書いたつもりでしたが、(笑)、レビューをそのままにしておいてくださるとのことで、安心しました。ほんとうにあのレビューは、私の小説を何十倍にも輝かす素晴らしいレビューです!

    何かの読み物で、老いた人が最期を迎えるにあたって一番悔やむことは、「もっと、自分のために生きたかった」だそうです。私も真夜中に小説を書いていて、時々、「なんであの時、続けられなかったのだろう?」と過ぎた日を思い出しています。

    「あのとき、そしてあのとき、どうすればよかった?」

    もう誰憚ることなく、その想いを吐き出したい…。
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