私の応募作品『義を見てせざるは勇なきなり』は、6万字を超えたところで、カクヨムコンの応募規定の10万字には届かずでした。締め切り日を1か月、間違えました。2月1日なんて、思い込みの激しい老人脳には勘違いのもとです。でも締め切りが2月29日であっても、10万字は難しかったかな。
この年齢になって、やっと子&孫育てと金欠から解放されて、ふたたび小説が書ける日々です。もう書けるというだけで、ほんと嬉しい。だから賞に応募は関心ないのですが。
でも、賞があると、目標ができるということを発見。
馬を走らせるのに、鼻の先にぶら下げる人参みたいなものです。そのうえに応募作品のページに掲載されたことで、読まれるという現象もありました。意地をはって賞応募を拒絶することもないなあというのが、現在の心境です。<応募するする詐欺>で頑張るのもよいかなと思っています。
さて、私がカクヨムで小説を書き始めたときは、まだ60代の半ばでした。現在70歳を超えて、いろいろと体力と気力の変化があります。5年前には出来ていたことが出来なくなくなっています。
まずは書くほうですが、もうたぶん、新しい物語りは書けそうにないです。天界から落ちてきた少女を主人公に据えてのスピンオフで終わりそうです。まあ、元ネタが群像劇でしたから、たくさんの登場人物を作りました。それで、スピンオフだけで、認知症になるまでの時間は十分潰せそうです。
そして読むほうは、今回のカクヨムコンで身に染みたのですが、更新を追って複数の小説を読むということがまったく出来なくなりました。老いた脳味噌には難行苦行です。
これをよい機会として、自己紹介にも書いているように、『中華ファンタジー小説で、完結したものに限る』を貫くことにします。もう私には、カクヨムでの交流を楽しむ体力と気力がなくなってしまいました。子どもは昨年できなかったことが今年出来るようになるものですが、悲しいことに老人はその逆だと、つくづくと今回でわかりました。