『萬姜さんは頑張っています!』は、第1章を書き終えて、第2章に突入しました。第2章の始まりの2話で、元ネタ『白麗シリーズ』の冒頭を書き直しての荘興さんの紹介です。
今回の小説は、ヒロインの萬姜さんが直接に見たことや聞いたことや経験したことで、組み立てていこうと考えています。それで極力、地の文というか説明文は、景色や季節の描写以外は排除です。
今回の2話も、荘興という重要人物のキャラの説明は、萬姜さんと屋敷で働く女たちの世間話の中で、浮かび上がらせるという手法をとってみました。三人称一元視点というものになるのでしょうか。今まで書いてきた4作は、群像劇でしたので三人称多元視点でした。
萬姜さんを主人公に据えた三人称一元視点だと、萬姜さんが直接関係していない話をどのように混ぜ込むか、難しいですね。でも、すべて萬姜さんの経験が元ですから、書いている私としては萬姜さんになりきった気持ちで、執筆が楽しいです。ほんと、『自分と萬姜さんの2つ分の人生を生きています!』ていう感じそのものです。
あっ、いつか、私とか俺の一人称一元視点で物語りを語るという感じで書いてみたいです。三人称一元視点よりも物語への没入感が増すのでしょう。
男の子用の通園バッグ4つを縫い終わったので、次は女の子用を縫い始めました。罪庫布(笑)で小さなハギレは断捨離しているのですが、このネコ柄は1メートルあったので使うことにしました。でも大きな柄は扱いが難しいです。いろいろと考えたのに、やはりネコの柄の位置が変になりました。(涙)