北野武監督の『首』を観に行った映画館で、『翔んで埼玉』の続編も上映していました。その時、「この『翔んで埼玉』の続編の宣伝、あちこちで見かけるなあ」と思ったのですが。私は本当は、日本の映画もテレビドラマも好きではなく……。
中華ファンタジー小説を書いているということもあって、映画館までわざわざ足を運んだ『新解釈・三國志』でずっこけ、テレビドラマとアニメの『パリピ孔明』は、どちらも数話観てギブアップしました。自分には、日本人的なギャグを理解する能力に欠けていると、もともとわかってはいることですが、やはり落ち込むものです。
それで、Netflixで初回版『翔んで埼玉』をみつけた時、「どんな映画なんだろう?」と覗いてみるだけのつもりだったのですが。それが……、おもしろくて、おもしろくて。あっというまの、2時間弱でした。
久しぶりに笑いが止まらなくなるという現象を味わいました。リビングに響き渡る自分の笑い声に、「えっ、これって、私の笑い声?」と思いました。
……ということで、北野武監督の『首』を楽しみ、『翔んで埼玉』で笑い転げて、ふと思ったのです。エンターテインメントはプロに任せて、私の余生はそれを楽しむというのでよいかなと……。
前振りが長くなってしまいました。
実を言うと、萬姜さんのお話をこっそりとカクヨムコンに参加させたのですが、今になって応募要項をよくよく読むと、締め切りは2月1日ではありませんか。2月末日だと勘違いしていました。私の執筆スピードでは、2月1日までの10万字は不可能です。
それと、私、褌という字に(ズボン)というルビを振っていました。ずっと違和感があったのですが、今回真剣に調べると、褌ではなく褲という字なんですね。もう、穴があったら入りたいです。
この2つのことで、現在、小説の続きを書く気が失せています。
画像は久しぶりに縫った、幼稚園バッグ。
孫たちが小さいときに、目を瞑っていても縫えるくらいに、何十枚も縫いました。それが今回久しぶりに縫ったということもあるのですが、1枚縫うのに10日間かかりました。それもまた、自己嫌悪の引き金になりました。ほんと、しばらく小説から離れて、大掃除でもしようかと思います。