『銀狼山脈』は11万5千字となって、完結までの道筋もしっかりと見えました…。と、喜ぶべきことろなのですが、なんとなんと、今ごろになって<面白くない病>に罹ってしまいました。『吐き捨てられたガムが、アスファルト舗装の上で踏みつけられて、べちゃと広がっている』という自作品に対するイメージが、頭の中から消えません。こういう時は、悪足掻きせずに、静かにやり過ごすしかないのかなあ……。
またまた、中学1年生の孫の闇落ちイラストです。(笑)
ところで、2学期が始まっての先日のこと、下校したばかりの孫に、担任から電話がかかってきました。「〇〇さんの描いたポスターが、学校代表としてコンクールに出品されることになりました。それで、審査を終えた先生が〇〇さんを個人的に指導したいとおっしゃっています。これは<名誉>なことです。下校したばかりでしょうが、すぐに学校に来てください」
先生とは、その指導で全国的に有名な元美術教師。すぐに登校した孫は、先生と3時間ほどの実技を含めたお喋りを、マンツーマンで楽しんできたそうです。孫は小学校ではイラストばかり描いていたので、学校の美術の授業ではまったく評価されず。今回のことは、やっと、その才能が開花する前兆と喜んでいいのかな?
私は孫を通して、持って生まれた才能の活かし方というのを、ひそかに分析しています。孫は、私みたいに自分の作品対してぐだぐだと言い訳しません。発表とか賞にも興味がありません。黙々と楽しそうに描いています。そして描き始めた絵は、最後まで描く。これらのことは、才能の1つ1つなのかと思ったりします。<面白くない病>なんて、才能のないものの言い訳のような……。
★ー43は、孫のイラストの通し番号です。