あさのあつこさんの『弥勒シリーズ』に登場する超かっこいい遠野屋清之介と、いや違った…、彼をモデルにした彩楽堂の主人と自分の分身である萬姜さんを絡ませるのだと、張り切って書き始めた≪萬姜、彩楽堂に口説かれる≫だけど、えらく難渋した。やっと1万字ほどで書き上げて、絶賛脱力状態…。
「そういえば、こういう状態前にもあったなあ」と考えて、白麗シリーズの②で、萬姜さんが承千夏の侍女たちにいじめられる場面も、投げ出したくなるほど書きあぐねたことを思い出した。過去には萬姜さんは餓死寸前というのもあったし、白麗をかばって斬り殺される寸前というのもあったのだけど、その時はすらすらと書けた。
どうやら私は、「なにくそ!」と力任せにはねのける困難の描写には頭が働くのだけど、耐えなければならない理不尽な困難というのは、書く小説の中でも実生活でも好きではないようだ。(笑) しかし、なんとか心の整理もついて、再び書く気が起きて来たような…。頑張ろう!
ぐだぐだと悩んでいる時に、赤面ものの応援コメントをいくつか書いてしまったようで、迷惑と思っていらっしゃる方には、申し訳ないです。ごめんなさい。
下の画像は、レース糸で編んだコースター。
小説が書けないぶん、編む手が止まらなくて、大量生産中です。