9月末で完結予定だった『白麗シリーズ』の②、あらま、気がつけば10月が終わろうとしている。
日常生活にちょっとしたハリを持たせるために始めた、カクヨム生活。読まれるとか、完結目標に振り回されては、最初の目的が違う…。ということで、「年内に完結すればいいんじゃないの」と、気楽に考えるようにした。
それにしても、完結予定がここまでずれるとは。いかに、プロットなしで、思いつくままに書いているかということの証明だなあ。
最近、山川三千子さんの『女官(明治宮中出仕の記)』を読んだ。
小説やドラマで想像すると、後宮って、皇帝という一人の男の寵愛を得るために、女たちの嫉妬と欲望が渦巻くいやな場所と思っしまうのだが。この『女官(明治宮中出仕の記)』を読むと、後宮の女官って、いまで言うところのキャリアウーマンが集まった、なかなかにステータスの高い女の職場でもあったのだと、ちょっと違うイメージを持った。