過去の近況で紹介した<最強兵器>こと、小学5年生が書いてくれたファンアート。
年齢的に、私の書いている小説<白麗シリーズ>の内容を説明してそれに即した挿絵というのは無理なので、「中国風だと自分が思うものだったら、どういうものでもいいよ」と伝えていた。それで、中華風の衣装を着た2人の女の子の絵。
この子は、7月から漫画教室に通い始めたばかり。漫画を描くのは好きで、何年もにわたってキツネとタヌキを主人公にした4コマ漫画を描き続けていた。人物を描いたことがなかったので、漫画教室では人物を描く練習をしているらしい。
ところで、この子に会うといつも新作4コマ漫画を見させられることになるのだが、今回、「あれ、なんか内容が大人びてきたというか、洗練されてきたというか…」という変化を感じた。それで聞いてみると、描いたものを漫画教室の先生に見せて批評してもらっているとのこと。
今まで自分の好きなように描いて、親しい人に見てもらうという楽しみ方だったのが、「先生に見てもらう」という目標が出来ると、その描くものに微妙な変化でてきたようだ。創作活動って、そういう変化をたどっていくのだと、妙に納得した瞬間だった。
(どちらかの髪の色を白にしたら、白麗と嬉児ちゃんになるのかな?)