32万字予定で2年前から書き始めた、「白麗シリーズ」②の安陽編。30万字が見え始めたところで、完結に舵を切った。そして、どういうふうに終わらせるか、しっかりしたプロットなしに書き始めた最終章。
昨日、やっと頭の中が整理出来て、「完結までの道筋がついた!」って手ごたえを得ることが出来た。あとは、坂道を転がるように、ずるずると書けばいい予定。ただ、やはり私はだらだらと書き込んでしまうので、完結目標を9月末に設定するのは難しいかな。10月末に予定を変更だ。
ところで、完結するにあたって、②の伏線がどのくらい回収されているか、箇条書きに書き出してみた。②の大きなテーマは、沈老人の復讐劇と英卓と白麗の恋の行方で、これは回収できる。しかし、あちこちに散りばめてしまった、萬姜と堂鉄の関係とか嬉児と峰新のこれからとかが、まだ書けていない。慶央の荘興さんも峰貴文も、このままではなんとなく中途半端。
…ということで、舞台を再び慶央に変えて、③を書くことにした。はっきり言ってしまえば、キャラの使いまわしだ。(笑) それで、そういう方向で、完結に向かって頑張る!
写真は、秋らしい葡萄のアップリケの布バッグ。
私は、布雑貨を作って販売しているのだけど、これがまったく利益がない。(涙) しかしそれでもくじけずに10年やっていると、利益とはまた違った新しい創作の道が開けている。こういうバッグが作れるようになり、マスク作りの講師をやってみたりとか。小説を書くというのも、そうではないかなあ。読んでもらえないとか、お金にならないとか、悩みは尽きないけれど、続けているときっと新しい道が開ける。