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思いのほか、仲間は近くにいた… ≪2≫ (画像あり)


その子(最強兵器)が幼稚園児の時、そのお母さんに頼まれた。
「うちの子、お話を書きたいと言って、毎日、紙に向かってなんか書いているのだけど。それで、私に、いろいろと質問してくるのだけど。これに答えるのが大変で。奈衣さん、小説を書いていたんでしょう? うちの子にお話の書き方を教えてやってくれない?」

…ということで、句読点とか段落とか起承転結について教えて、時々は書いたものを読んで添削してやっていた。

小学2年生ごろまで、かなりの量のお話を書いたのではないかな。ホッチキスを使って、自分で製本までしていた。でも、やはりだんだんと長く複雑になってくるお話を完結にまで纏めるのは難しいようで、そのうちに、未完のお話ばかりとなっていつのまにか止めてしまった。

それで小学3年生のころに、「絵を描くのも好きでしょう? 四コマ漫画だったら簡単かも? 描いてみる?」と言って、描き方を教えたら、喜んで書き始めた。それから小学5年生になった今まで、なかなかにシュールな四コマ漫画を山のように書き続けている。そしてついに、この夏から漫画教室に通うことになった。

私、なんでこの子の存在を忘れていたのだろう。白麗シリーズはRー15なので、小学5年生という年齢は論外と思いつきもしなかったのかなあ。それとも、その子の創作にのめり込む姿に、過去の自分を重ねて、そのようなものに夢中になって欲しくないと、いまだに思うところがあるのかなあ。

まあそういうことで、私は、3人の専属挿絵画家を抱えることとなった。でもでも、それぞれにまだ子どもなので、どういうことになるのかはわからない。しかし、若い子とこういう話が出来たとことだけでも嬉しい。

写真は、最強兵器が四コマ漫画以外にもう1つ、のめり込んでいる習字です。


2件のコメント

  • 前もちょっと見に来まして、あまりの字のうつくしさに撃沈して、コメントも残せず、去っていきました。
    本当、完全に美しい字ですよね。

    それから、
    先ほどは、「超天然っ子・・・」にお星様をありがとうございました。とっても嬉しくて、心から、感謝申し上げます。
  • アメさん、コメントをありがとうございます。
    外出前に「超天然っ子・・・」を読ませていただいたので、コメントを書くこともなく、お星さまだけで失礼なことをしています。もう1度、読み直しますので、お待ちくださいね。
    この子の習字は、本人の好きと持って生まれた感性と日々の努力のたまものです。何事も(小説を書くということも)、この3拍子が大切なんだなと、作品を見ながら自戒しています。
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