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龍、再び……


ここまでで213話、そしてほぼ27万5千字を書いてきた、白麗シリーズ②も、第6章となり完結が視野に入ってきた。

この白麗シリーズには作者がひそかに決めたお約束事がある。それは白麗の命が危なくなると、天から龍が現れて彼女を助けるというもの。そして②も『龍、再び……』ということで、またまた龍が現れる!

①ではおぼろげな姿のみだったけれど、②ではなんと英卓を相手に喋らせてみようと思っている。今回は英卓に、「<あれ>の尻尾を掴まえてでも、逃がすものか。どうしても訊きたいことがある」とまで、言わせてみたし……。(笑)



ところでこの2週間ほどの間、白麗シリーズ①が小さな小さなフィーバーを起こした様子。完結した時8千PVほどだったのだけど、いつの間にかその倍の1万7千PVに届こうとしている。

ひっそりと書いているしランキングにもまったく関係ない作品であるのにと調べてみたら、中華ものって、コアなファン層というものが存在するようだ。ヨミ専さんのお気に入りが全部中華もので埋まっているということが多い。
そしていま進行中で盛り上がっている②よりも、過去に完結した①が読まれるということは、コアなヨミ専さんは完結作品を求めているのだと思う。

……ということは、「どうしたら読んでもらえる?」と考えてもしかたがなく、今の時点で持てるものをすべて注ぎ込んだ、自分にとって最高と思えるものを書くしかない。

はい、いつものセリフで、今回の近況ノートも締めくくります。

目指せ、完結!
エタるな自分!


4件のコメント

  • 奈衣さんの作品って読み専さん多いですね。本物。
    中華の完結作品だからだけではなく、クオリティーが高いからだと思います。

    奈衣さんの作品に、コメントを残せる私、光栄です。

    さて、英卓は尻尾を掴んでまで何を訊くのか楽しみです。
  • いやいや、手芸で手だけを動かしていればよい時間を利用して書いたものを、他の人に時間を割いてまで読んでいただけるのは、本当に申し訳なく思っています。
    それでもこの9月で、3年も白麗シリーズを書いてきたのですよ。
    私は要領がよくないので、人が石の上に3年であれば、自分は6年座ってみようと思っています。あと3年は、白麗ちゃんを使いまわして、代わり映えなく書き続けていく予定です。
  • 真田 奈衣さんの作品は、もっと読まれてもいいと思っています。
    それから、確かに、私の作品も、読み専の方には完成した後に読まれることが多いです。
    実際、読む立場なら、出来上がった作品を読みたいと思いますもの。
    私もファンなんで、続き楽しみにしていますね。
  • そうですよね。
    小説を書くと決めた以上、目指せ、完結です。そして、完結した後、読み専さん任せなら、どうしたら読まれる?なんて考えてもしかたがない…。
    自分が書きたいものを120%の力を出して書くしかないです。
    私は長く趣味で作った手芸作品を販売していますが、素人が市場調査しても虚しいだけです。自分がいいと思うものを作り続けて、買ってくださるお客様がいれば「ありがとうございます!」。それが一番長続きするコツです。
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