4月29日に、『白麗シリーズ』②の第1章を書き終わりました。
いつもの私であれば、「書いた! 書いた!」と、近況ノートで大騒ぎするところなのだけど…。それが、第1章で自分は何を書いたのか、思い出せない、だから、近況ノートが書けないという状態になってしまっていた。
「うわ~、ついに認知症?」と不安になったけれど、4日過ぎた今では、細かい場面もいろいろと思い出せる。燃え尽きて、一時的な健忘症に陥っていたようだ。
燃え尽きるほどに、頑張ったのだな~~。
8か月かけて、文字数は8万字。
遅筆なので、自慢できる文字数ではないけれど、8か月かけて8万字で、一つの妄想の世界を緻密に作り上げたのだと思えば、大変なことを成し遂げたと自分で自分を褒めてもいいのではないか。
『白麗シリーズ』①に続くこの②の安陽篇の第1章。
①の慶央から出てきた英卓に、安陽の貴族たちと付き合えるほどの名声と地盤をどうのようにして得させるかが、テーマだった。そのうえに、顔見世のように、荘新家に絡む人物たち一人一人を、個性を際立たせて紹介文のように書いてみたかった。
そして、昔々、同人誌で純文学を書いていた時は書けなかった<エロ>というものにも、堂々と挑戦したかった。(笑)
そしてそして、なんとなんと、この<エロ>については、『カクヨム』内で師匠と呼べる人と出会ってしまった。ついつい、性格が出て地味になりがちな私の<エロ>を、師匠には叱咤激励してもらった。それもあって、自分の硬い殻を破って、かなり奮闘したつもりです。感謝です。
少し休んでから、第2章を書き始めます。