• 異世界ファンタジー
  • 創作論・評論

⑤ 小説の書き直しって楽な作業ではありませんでした…

『白麗シリーズ』の①の書き直しが、8万字を超えた。

 昨年の11月から書き直しを始めているので、「え~~、まだ、たったの8万字…」と思うのだけど、表紙の更新の日付を見ると、「こんなものだろうな。我ながらよく頑張って書いている」とも思う。11月から始めて、1月末日のカクヨムコンの締め切りには完結すると考えた私は、どういう計算をしていたのだろう。(笑)
 10万字を超える小説を書くというのは、書き直しであってもなかなかに時間のかかる大変な作業ということだ。ざっと計算して、夏までかかりそうだ。腰を据えて、最後まで書き通すしかない。




 小野不由美さんの『十二国記((白銀の墟 玄の月)』は3巻の半分まで読んだ。
 まったくお話が動かないと思えた1巻と2巻を読み終えて、やっと面白くなってきたところ。しかし、以前に読んだ『十二国記』の内容を私は覚えていないので、1巻と2巻を読み通すのをしんどく感じたのだけど、戴国の麒麟・泰麒のことをしっかり覚えていた読者には、1巻2巻ともにハラハラドキドキと面白いのだろう。

 それにしても、『十二国記』はいろんな意味で、私にとっての中華ファンタジーのバイブルだと思う。

 参考にと買って読んでいた北方謙三さんの『水滸伝』と夢枕獏さんの『 沙門空海唐の国にて鬼と宴す』。その内容についてはともかくとして、今の私には読み続けても時間の無駄と思えたので、処分した。ビーズログ文庫とかコバルト文庫とかの中華ファンタジー小説も、自分の書きたいものとまったく方向性が違うと今ごろ気づいた。これも処分する予定。

『十二国記((白銀の墟 玄の月)』4巻を読み終えたら、すでに刊行されている9巻を読み直そうと思っている。その覚悟のためもあって、長い間更新されていないとか、どうしても読み続けられないとか思える小説のフォローを外させてもらって、整理した。
 

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する