『白麗』シリーズの第一部を書き直しています。
やっと20話となりました。予定通りに、趙藍と趙蘆信の姉弟のエピソードをばっさりと削除しました。2万字も減りました。書き直しの第一難関を突破という感じです。あと数話は、キャラとストーリーに大きな変更はないので、ゆったりとした気分で書き進められそうです。
まずは、第二部にも出てくる重要登場人物の一人、16歳の徐平くんの登場です。
渋いおじさんばかりが出てくる中で、彼が一番若い。その歳で裏社会に憧れて自分から飛び込んでくる性格づけに、ものすごく悩んだのを思い出します。結局、人を斬るのも女性との絡みも、明るく笑いながら<こなす>という感じで書いていますが…。
書いている自分とは性格が真逆です。そのためにあまり登場させるつもりはなかったのですが、書いているとだんだんと彼を好きになってしまいました。いまでは大活躍です。長編を書いていると、そういうことも起きるのですねえ。
そういえば知恵袋の関景爺さまも、最初は隠居寸前の窓際族設定だったのに、こちらもいまでは大活躍中です。
そして主人公の50歳になった荘興さんも、やっと登場します。
彼のキャラを大幅に修正する予定です。50歳にもなって美しい少女に心が持っていかれるって、どんな状態なんでしょう。私にはまったく想像がつきません。しかし身近に、堅物だった男の人が初めての女の子の孫にメロメロというのを見ましたので、そのあたりから想像を膨らまそうと思っています。