10日間の『白麗』シリーズの休筆を宣言してより、『カクヨム』内で気になっていたことをゆっくりと1つずつ片づけています。
まずは、読みかけていた2つの小説を読むべきところまで読んで、レビューも書きました。この2つの小説、完読したのは今のところ、私一人のようです。なんかにんまりとしてしまう嬉しさですね。
ところで話は変わるのですが、私は読むと決めたものは最後まで読み、頭の中がまとまったものについては必ずレビューも書き残します。
しかし、『カクヨム』では、初めの1話に❤をつけてあとは読ないという習慣があるようですね。これがどういう意味なのか、理解するのに半年かかりました。「ああ、ピンポンダッシュだ」と知って、見なかったふりが出来るようになったのは、ごく最近です。
このピンポンダッシュ、私への励ましではなく、ご自分のページへの誘導と考えてよいですよね。
私のこんな過疎なページをどこで見つけてくださるのかと不思議です。新着順から順番にピンポンされているのかなあ。最近、『カクヨム』のトップページすら見ない私には、その労力に頭が下がる思いです。読んでもらうことに労力を惜しまない作家さんに書かれている小説は、ほんと幸せ者です。
先にも書きましたが、私は「読むぞ!」と決めた小説は最後まで読み、書ける時はレビューも書きます。
実をいうとここだけの話なんですが、このほうが、ピンポンダッシュで読者誘導してモチベーションを上げるよりも、長い目で見ると自分の小説を書く勉強にはなるんです。ただし、すごく<長い目>ではありますが。そう、終わりが見えないほどの<長い目>です。
でも、何ごとも、最後に笑ったものの勝ちです。笑うというよりは、執筆の場合は、作品の満足度といったほうがよいでしょうか。そして、そう考えながらにんまりして完読レビューを書く私は、ピンポンダッシュする人より、ずっと質の悪い人間であろうと思うことです。