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『白い髪の少女・白麗』の安陽篇を書き始めて1か月となった

 タイトル通り、『白い髪の少女・白麗』の安陽篇を書き始めて1か月となりました。

 年々、夏の暑さが堪えるようになったので、第二部の安陽篇を書き始めるのは涼しくなってからと思ったり、もう少し構想を練ってからとも思ったりしましたが、見切り発車してしまいました。
 ところで、私の『カクヨム』デビューは、昨年の9月なので、この9月は、『白い髪の少女・白麗』の安陽篇を書き始めて1か月目となり、そして『カクヨム』で書き始めて1年目ともなります。ということで、1年前のことが懐かしくあれこれと思い出されます。

 1年前の気持ちを一言で言うと、「焦らしかった…」というしかありません。
 『カクヨム』の機能に慣れなくては…。
 書いている小説を、Web小説&ライトノベルふうに見せかけるには…。
 読んでくださって、★や❤をくださり、応援コメントをくださる人との付き合い方は…。
 肝心の書いている小説の内容よりも、そちらのほうに神経をすり減らしました。やはりすべての元凶は、もろ見えのPV数だったように思います。心理的に振り回されました。

 PV数を見ないで済む方法というものを、真剣に考えたものです。そういう設定を、『カクヨム』の編集部にお願いしようかと、これも真剣に思いました。(笑) そのころの近況ノートには、小説を書く楽しみよりもPV数に振り回されるしんどさからなんとか逃れようと、「初心に戻ろう」とか「初心を忘れないようにしよう」とか、書いていたなあと思い出します。

 …ということで、1年前と大きく変化したのは、PV数を気にすることなく(まったくという訳ではないですが)、小説を書き続ける楽しみを優先している<安らかな心境>でしょうか。これは『カクヨム』に慣れたということもあるのでしょうが、やはり、とりあえず1年かけて24万字の『白い髪の少女・白麗』第一部の慶央篇を書き上げたということの方が大きいと思っています。
「未完の秀作の百篇が集まっても、完結の駄作一篇の足元にも及ばない」とは、小説を書き続けるにあたって常に自分に言い聞かせている言葉です。これは、小説上達についての戒めの言葉と思っていましたが、Web小説においては、PV数を気にせずに書くことを楽しむという<安らかな心境>も得られると知りました。

 はい、いろいろと長く書き散らしてしまいました。
 結論は、1年後を目標に目指そう、『白い髪の少女・白麗』第二部の完結です!

2件のコメント

  • 真田さん、『カクヨム』一周年おめでとうございます。
    ※そういえば、私もだ(笑) …9月末から書き始めた。

    書いているものは長編と短編中心の違いはありましたけど、真田さんに応援していただいてすごく力になりました。
    ヒナ鳥は最初に見たものを親だと思うらしいですが、『カクヨム』の中で真田さんはそういう存在です。

    お互い、気力・体力の続く限り、愉しんで書いていきましょう。♡
  • あっ、いつの間にか、長いお付き合いとなりましたね!
    私のほうこそ、忙しいお仕事と両立しながら楽しんで書いていらっしゃる杉浦さんに、励まし続けられています。
    ストーリーに詰まって書くことを投げ出したくなった時は、「日記替わりに書く」という言葉と、杉浦さんが書いていらっしゃる姿を勝手に想像して、まずは私も1行でも書こうって思うようにしています。
    来年の9月にも、また、2周年のご挨拶しましょうね。
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