連載開始日は昨年の9月24日からであったので、なんとほぼ11か月の長い連載となってしまった。何度か、「もう、だめだ!」と思った。いま思えば、ストーリー展開に詰まるということはなかったけれど、場面が変わった時の書き出しに苦労した。場面が転じた時は、かっこいい情景描写から始めなくちゃいけないと思いこみがあるので。
それにしても、昔々に小説なるものを書き始めたころは、小説を1つ完結させると嬉しくてもっと興奮していたなあ。その頃は、「宝くじが当たるのと、自作小説が完結するのと、どちらが嬉しい?」と聞かれたら、「もちろん、自作小説の完結!」と胸を張って答えていたように思う。しかしいまは、先日に購入したサマージャンボが当たって欲しい!(笑)
さて、今は完結した安堵感で読み返したくもないのだけど、落ち着いたら、表紙とか目次とかをつついては、もう少し見やすいもの読みやすいものに替えていく予定。それも終わって、秋風が吹くようになったら、『白い髪の少女・白麗』の第二部の連載も開始するつもり。
その間、何も書かないのも淋しいので、短編ホラーをぼちぼち書いてみようかな。
それと、私は自作小説のことや読んだ小説などについて、ああだこうだと語りたいタイプなので、2度書き始めて挫折した『創作ノート』なるものを、3度目の正直でもう1度挑戦してみたいなあ。
最後になってしまったけれど、133話の最後まで読んでくださり、そのうえに応援コメントや❤や★までたくさんいただき、本当にありがとうございました。