8月となり、酷暑が続いている。そのうえに、家に出入りする人が増えて、この賑やかさは嬉しいけれど、小説を書くものとしては耐えられない…。
それで、『約束の月』を完結させることにした。ほんとうはもっと推敲すべきとも考えたけれど、眺めても眺めても、重箱の隅をつつくように文章を直せても、悲しいかな、物語の筋そのものは陳腐と思えても、直すための新しいアイデアは思いつかない。こうなれば、すべては、暑い夏と賑やかな家族の声のせいにしてしまおう。
★と❤、そして応援コメント、ありがとうございました。(o´∀`o)ノワァーィ♪
ところで、話はぜんぜん変わるのだけど、マイページの仕様が変更されて、ものすごく使い勝手がよくなりましたね。小説を書き始めたら<了>までと同じく、読み始めたらこれまた最後までを心掛けている私としては、自分がどの小説をどこまで読んでいるのかぱっと見てわかるので、ほんとうに助かっている。
しかし、残念なことに、書きかけのまま途中で放棄されている小説もこれまた、一目瞭然で…。「ああ、この作者、フェードアウトされたのだろうか?」と、マイページを開くたびに胸が痛い。しかしながら胸が痛み、時に腹が立っても、「人生は100年もあるのだ、いろいろと人の事情はあって当然」と、冷静に受け止めなくてはと思っている。
そしてまた、自分が書き続けるにあたっての一番の励みは、仲間同士の励まし合いでもなくまた盛り上がりでもなく、そして、的確な助言というのでもない。淡々と書き続けて前を走っていく人の、手を伸ばせば届きそうな<背中>。ただそれ1つだけだと、マイページを見ながらいまさながらに気づかせてもらっている。